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リクくんが
タブレット片手に
廊下をウロウロしてる
『あ！Aさん！LDH女性社員が選ぶ、好きな男、付き合いたい男ランキングです！』
…出ましたか。
去年までは…迷わず臣に入れていたけど
今は、臣って言っただけで、絶対顔が
真っ赤になって、バレる。
…どうしよう。って…悩んでいた時
反対側の廊下を、勇征くんが何かに
つまづいてコケた。
「…あ、勇征くん。」
『…わぁマジすか！！』
「え？」
『ここへ来て、勇征の追い上げ半端なくて、すげぇなって。じゃ、ご協力ありがとうございましたぁ！』
、、、あれ？私、勇征くんに1票入れた形に…？ まぁ、いいか。
今日は何だかやる気が出ないけど、さっさと仕事しなきゃ…
午後、使う会議資料をまとめて運ぶ準備
「ようし。運びますか！」
何回も行くのが嫌で、できるだけ少ない回数で済むよう、可能な限り積み上げたら、完全に前が見えない
ギリギリドアを開けて 一歩出ると…
ふっ…と急にクリアになった視界。
「…ん？」
『おい。こんな、前も見えないくらい、積み上げんなよ。あぶねーだろ。』
「…あ。 登坂…さん。」
『ったく、ほら。行くぞ。』
さりげなく手伝ってくれるあなたにキュンとしながら…
それでも、絶対に隣は歩かない。
大好きな背中に向かって1人心で呟く。
さっきランチであの子と…何話したの？
ちょっといいなとか…思っちゃったり…した？
私だけ…見てて。
言いたい言葉は全部飲み込む…だめ。
必要事項以外の会話は…しない。
平常心を保つため…。
なんて私の決死の努力をこの人は
いとも簡単にムダにする…
『なあ。』
前を向いたままの呼びかけにも…
ドキッと心臓が反応してしまう…
「…ん？」
『お前…いつから、勇征推しになったわけ？』
。。。はい？？
意味がわからないって思ったけど…
「…あ。」
さっきのヤツか。
でも、何で知ってるの？
『あ。じゃねぇし…帰ったら覚えとけ』
ちょっと立ち止まって、首だけ後ろに
向けて言う臣…
ヤバい。倒れそう…
やめてほしい。仕事にならない。
でも…臣の…そうゆうとこ…好き。
…大好き。
本当は…今すぐその背中に抱きつきたい
ふぅ〜。この我慢は……しんどい
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ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
