＊4 OMI ページ4
特別な美人とかじゃ
ないけど…はじめから
凄く気になっていた…
何でこんなに気になるのかって考えた時
周りを全部ふわっと包んで、明るくしてしまうような、あの笑顔にやられたんだ
結局は、一目惚れって…やつ。
だけど、彼女はスタッフとして意識が高くて、俺達とはしっかり一線を引いていた…
普段なら、そんなスタッフに感謝するけれど…どうにも今回は寂しい。
同僚やスタッフ同士で話す雰囲気とは…まるで別物で。凄く距離を感じる
だから、できるだけ話せるように必死で近づいた。
会社に行く用なんかなくても会えば、Aに近づけるって
そんな時、ちょうどスタッフも交えた新年会があった。そこでも酔っ払う事なく、せっせと動く彼女。
みんなが酔って来た頃合いがチャンスだと思って狙っていた、俺。
みんな段々、好き勝手に移動しだしたから、すぐさま彼女に話しかけた。
『Aちゃん。ちょっと…散歩付き合ってくんない？』
「…えっ…散歩…ですか。いい…です…よ。」
その時一瞬、顔を赤らめた彼女の表情を
俺は見逃さなかった…
他愛もない会話をしながら…ぶらぶら
歩いたけど…何せ1月。
「超、さみー。」
『…はい。寒いですね。』
そう言いながら、自分の手にはぁーっと
息をかける彼女がまた可愛い。
小さく身震いする彼女の首に、俺の
マフラーを巻く。
「…ぉみ…さん？」
『どう？ちょっとは…マシ？』
うんうんと言葉なく頷いた後…
真っ赤な顔で 瞳をうるうるさせ
彼女はマフラーを…ぎゅっと握った
「あの…っ私…臣さんが好きです…っ」
「え…」
驚きすぎて 何も言えずにいたら…
『あ…ごめん…なさい。いきなり
言うつもりなかったんですけど。今、優しくされて、ずっと抑えてた気持ちが…溢れちゃいました。』
何だそれ。可愛いすぎ。
ずっと、抑えてたとか…やっばぃ。
ガッツポーズしたい気持ちを必死に抑え
「…ずっとって…いつから？」
『三代目を担当するようになってから…ずっとです。』
もう1年半も経ってるけど…
嫌われてるかと思ってた期間だし…
もっと早く聞きたかった。
早る気持ちを抑え、余裕ぶってカッコつけた。
「…じゃあ…俺と…付き合ってみる？」
俺の気持ちを知っている人が、そこにいたら、付き合って下さいだろって、突っ込まれたな。
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ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
