14☆ ページ24
静かな部屋に
響くリップ音が、身体を…より一層熱くする…
今度はさっきとは違う…深いキス
舌先を絡めて綺麗に弱点を突いてから、ゆっくりと口内を弄る
「っふ…ん……っ」
息継ぎの合間に零れる吐息が甘くて、窒息しそうだった
「……っA」
「…んふっ…名前呼ぶの…っずるい」
何度も何度も私の名前を呼びながら
唇の輪郭をとろとろの舌で優しく
なぞられて…背筋がゾクゾクしていく…
部長が私の名前を紡ぐたびに、
絡み合うキスが、深く深く…なっていき…どうにかなりそう…
「……ﾊｧ…っんん…」
酸素欲しさに…甘い吐息が漏れると
部長は上唇をちゅっと啄んで…
ゆっくり離れた…
お互い肩を上下に動かし、酸素を取り込もうと大きく深呼吸をする。
『…倒れそう。 俺。』
そんな風に熱った顔で言うから、私の体温がまた上がってしまう…
だって、倒れそうなのは私の方。
全身が真っ赤になってるのがわかるくらい…熱くてのぼせてる感じ
その上、今自分が身にまとっているのは、小さい下着だけ。
さらされた脚も、腕も、熱のせいで
すべてがほんのりと、赤く色づいているのを隠すため…
片岡部長の上に乗ってしまっていた
体を離そうと動いてみた。
けれど、片岡部長が私の腕を強く掴んででいるせいで、身動きがとれなかった。
「あ、あのっ…部長、どうしてつかんで……」
『…Aが、俺から離れようとするからじゃん。』
「…だって…」
『もう…離したくない。このまま…
一生…離せないって思うぐらい…Aに…惚れてる。』
「……///」
この人は…こんなに甘い人なの？
さっきのキスで、いっぱいいっぱいで
少しパニックに陥っている私に、
部長は更に、熱い瞳で…囁いた。
そして、私の腕を掴んでいた手を
今度は私のむき出しの脚に滑らせた。
きれいな手が、私の脚を這って、なめらかな動作でついに腰の辺りまで…到達する。
やさしく撫でる感触が、心地良くて…
「……ッ ぶ、ちょぅ…っ」
『…ナオト。』
「…え…」
『その可愛い声で…直人って…呼んで。A。』
私を足の上にのせた体制で…片岡部長は 私の耳元まで、顔を近づけて静かに
そっとささやいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 823人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSOULBROTHERS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
