brilliant days (ページ25)

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『ドンヒョクくんおまたせ』

あれから結局ドンヒョクくんと連絡をとって遊びに行くことになった今日。

「ぜーんぜん。や～っとAちゃんとデート！」

すでにテンション高めのドンヒョクくんに少し圧倒される。
今日までの間に二度ヨンホのところでユウタも交えて３人で飲んだけど
昼間のドンヒョクくんに会うのは初めてで。
わかってはいたけど、ドンヒョクくんも相当なイケメン。
だって待ち合わせ場所で待ってるドンヒョクくんのことみんな見てた。

行こって普通にさりげなく私の手をとるのはさすがといったところだし
女の子の扱い慣れてるんだろうなって思ってはいたけど。
ジェノくんが私に助けを求めたあの時みたいなことがあっても
ドンヒョクくんならうまくあしらったりできるんだろうな。

ジェノくんとはあれからも普通に連絡をとってる。
あの時のことは”いきなりいたからビックリしました ”ぐらいで、そのまま別の話題になった。
今日の話もドンヒョクくんから聞いてたみたいで”楽しんで ”って。

「俺、今日ちょー楽しみにしてたんだから、任せといてね」

『うん、私も結構楽しみにしてたかも』

ドンヒョクくんが誘ってくれたのは話題のテーマパーク。
遊園地的なのってそういえば社会人になってから行ってなかったような。
久しぶりすぎて私も少しだけウキウキしてる。

「こういうの久しぶりだなー！」

『え、ごめんだけどなんか女の子とよく遊びに行ってるイメージだった』

「もう～失礼な…ていうか、正直大学の女子達とかめんどくさくって。だから結構久しぶりよ？」

ドンヒョクくんとか軽くそういうのあしらってうまくやってるのかと思ってた。
Aちゃんは特別なんだからって言って握った手をぶんぶん振るから笑ってしまう。
今日はドンヒョクくんに色々お任せして楽しんじゃおうって思った。

任せといてねって言っただけあって、本当に楽しい。
新しいアトラクションがオープンしたらしく人はすごかったのに
まったく退屈しないルートでアトラクションを回ってくれてお昼までにすでに大満足。
ランチだってパーク内の人気のお店を予約してくれてた。

『ドンヒョクくんの用意がすごすぎて感動してる』

「でしょ？褒めて褒めて？」

って頭を差し出してくるからよしよしってしてあげたら満足そうにしてて可愛い。

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