寮生活!?スクールラブライフ//

優しさ ページ39

２人で私の部屋に行き、私は着替えて、借りた洋服をすぐ洗濯機に入れに言った。


『ごめんね、余計な洗濯物増えちゃって...。』


洗濯機がある所で、２人で座ってココアを飲む。



「いいのよ、そんな事。それより誰がこんなこと...。」


きっと誰かが隠したんだよね。なんでだろう。私なんかしたかな...。




「あなた名前は？私1年の木村ありさ。」


『やっぱり1年生なんだ！私も1年で、伊勢谷A』


「そう。よろしくね。呼び捨てで！」


なんかかっこいい女の子。どっちかというとクールって感じで、見た目も大人っぽい。



と、その時……。



「おぉーー！なんだこれーー！」


「やべーぞ！」


私達は何事かと思い、走って声にする方に行く。


すると、私の下着や着替えが全て、散らばっていた。



「なにこれ、下着じゃーん！」


「可愛いブラだな！(笑)」

「「「あははははははは！」」」


２人で顔を見合わせる。今、私のですなんて行けるわけがない。


私が行きにくいのを察したありさが、行こうとすると、



？「へへーん！みんな釣られたなぁ！女子用の下着置いたら、何人来るかの検証でっすー！」


あははーって笑って現れたのは、



『北山先輩……？』


「なんだよー。お前かよー。」


「イケメンだからってこんなことしてると女子に引かれるぞー。」



みんな部屋に戻っていった。


私のこと助けてくれたんだ...。


北山「ほら、お前のだろ。さっきお前が着てやつだからすぐわかった。何があったんだよ。」


かき集めて、全部渡してくれた。



私の下着とか見ないように、真剣な顔で、何があったのか聞いてくれる。



恥ずかしさや、色んな感情で涙がこみ上げてきた。

見られたくなくて思わず下を向く。



ありさ「誰かが、Aの着替えを更衣室から持っていったんです。」


北山「マジ？それでお前が助けてあげたってとこか。」


北山先輩はだいたい理解したらしく、何かを考え込むように黙り込む。



私は涙が溢れて、顔をあげられない。


北山「泣くな。俺が何とかする。ありさ、あとよろしくな。」


頭ぽんってしてくれて、どっかに行ってしまった。また泣き顔見られたな……。



って、ありさ！？今そう言ったよね？なんか、涙が引っ込んで、ありさを見上げた。



ありさ「ん？泣き止んだ？」


『北山先輩と知り合いなの？』


ありさ「あぁ、顔見知りだよ。この学校のトップだし、挨拶したもん。」



え、そうだったんだ

ー北山 sideー→←＊作者から＊

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