寮生活!?スクールラブライフ//

ー玉森 sideー ページ29

藤ヶ谷「来いよ。男だけだとなんかキモいし。」



藤ヶ谷が珍しく、そんな事言った。いつも女子の事になると興味ないのに。




みんな驚いた顔してる。もちろん俺も驚いた。





玉森「ほら！ガヤもそう言ってることだし、きーまり！」



俺がそういうと、みんな我に返ったように笑ってた。





『じゃ、じゃあ…たまに仲間にいれてくださいね。』




たまにじゃなくて毎日でもいてほしい。でも俺は向かいの部屋だから、いつでも会えちゃうけど。




気づけば結構時間がたってて、寮生じゃない奴らは帰る時間。





横尾「はーもっといたかったなぁー。」



二階堂「ほんと、宮田のギャグ見ただけじゃーん。」


宮田「何が宮田だよ！先輩だぞ！」



千賀「はいはい。帰ろー。」





みんなグチグチ言いながら帰っていく。



玉森「明日なー。」




北山「宮田ー。明日起こしに来いよー。」


宮田「なんでだよー！寮生に起こしてもらえよバカ！」




ははっ。宮田はいつでもいじられて面白い。




俺ら5人はもうみんなタメ口だけど、千賀とニカとAはまだ敬語だな。





タメ口にして、もっと仲良くなりたいなあ。



『ふふ(笑)じゃあ私も戻りますね。』




玉森「あ、じゃあ俺もー。てか、タメ口でいいって。」





昨日言ったばかりなのに、もう敬語になってるし。



『あ、そうだった、ごめんごめん(^^)w』





はにかんだ顔も可愛いなー。別に好きじゃないもんね。





北山「いつからそんな親しいんだよ！俺にもタメ口でいいぞ？(笑)」


『あ、大丈夫です……笑』




即答かよ(笑)北山相当嫌われてんな。




藤ヶ谷「今日夕飯どうする？」


玉森「19時に食堂で。」


北山「おっけーい。」





Aちゃんは聞いてない顔してるけど、一緒に食べるもんねー。




玉森「Aちゃんもねー？19時に」



『え、いいんですか？』


キョトンって顔してる。





北山「食べてやるよー。どうせ友達いないんだろ？(笑)」


『べ、別にあなたとは食べたくありませーん！』




ふふ(笑)なんだかんだ仲いいんじゃん。良かった。

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