寮生活!?スクールラブライフ//

やっぱり... ページ17

ガラガラ


中にいた人がドアをあけた。




「あ、Aじゃん。」


やっぱり。チャラ男の北山先輩。




『すいません。私何も見てませんから。』




それだけ行って保健室をあとにしようとした。




ガシッ


「嘘つくなよ。お前、俺らの行為見て興奮でもしてたのか？(笑)」





は、ありえない。ベッドの所を見ると、化粧が濃い女の人が着替えをしていた。




『最低ですね。学校でこんなことして、楽しいんですか？』





気持ち悪いよ。こんな人だとは思わなかった。





北山「盗み聞きしたのそっちじゃーん。そうカリカリしないでさ？(笑)」





『北山先輩、がっかりですよ。』





私は走って屋上に繋がる階段まできた。




鳥肌立ちそう。あそこまでチャラいとは思わなかった。





眠りたかったのに、もう屋上で寝ることにしよう。





ガチャ

屋上に続く重い扉を開く。




今日は天気いいなぁー。


『はぁー風気持ちいいー！』




？「そうだなぁ。」


『へ！？』




今声が…。周りを見渡しても誰もいない。怖い。誰。



？「ばーか。上だよ上。」




そう声が聞こえて上のタンクのある方を見ると、



『あ、』



「独り言大きいんだよ。たそがれてたのに。」






『藤ヶ谷先輩………』




太陽の真下にいる藤ヶ谷先輩は爽やかで、すごくカッコよく見えた。





みんなが騒ぐのが少し分かった気がする。

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