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身支度を整え、居酒屋の出入口の辺りで集まっていると、会計を済ませた幹事の男性が出てきて、
「さあ〜！カラオケ行くぞ〜！カラオケ〜！」
と、上機嫌で拳を突き上げていた。
正直、私は大分酔いが回ってきているし、カラオケに行ってはしゃげるタイプでもないので、ここで失礼したかった。
でもそんな事この状況で言えるはずもないので、黙って付いて行こうとしていた時、
「あ！俺とAちゃんはここでさよならします〜」
隣にいた祐基くんがみんなに聞こえる様な声でそう言った。
「え、」
「何だよ〜おまえら2人で仲良さげに喋ってると思ったらもうそういう感じなの〜？」
祐基くんの友達がにやにやしながら指を指してきた。
「ちがうって。Aちゃんちょっと体調悪いみたいだから俺送ってくる」
「え、A大丈夫？ごめん全然気づかなかった」
「え、う、うん。大丈夫。ちょっと飲み過ぎたのかも」
今度は私の友達が心配そうに声をかけてくれた。
でも、身に覚えのない体調不良だから何と言ったらいいか分からない感じであったが、何とか上手く返せたと思う。
「そっか…ならいいけど…お大事にね。じゃあ村田くん、Aの事よろしくね」
「うん、ちゃんと送り届けるから任せてよ」
何だか私が口を挟む間もなく会話が進んでいき、「バイバーイ！」と大勢の男女が私達に手を振って夜の繁華街へと消えていった。
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京(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます。たくさんの嬉しいお言葉恐縮です...！完結まで見届けて頂きまして本当にありがとうございました！番外編の方もよろしくお願い致します。 (2019年2月25日 10時) (
レス) id: 4f5277fea8 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - はじめまして、ほぼ毎日ドキドキしながら更新を待ってました！完結お疲れ様でした。ラストに近づくにつれて涙止まらなかったです…。完結してしまって寂しいですが、番外編も書かれるとのことで最後まで楽しみにしています！ (2019年2月25日 0時) (レス) id: 47a502277b (このIDを非表示/違反報告)
京(プロフ) - まのさん» まのさん、コメントありがとうございます。拙い文章ですが、これからも読んで頂けると嬉しいです！ (2018年10月17日 22時) (レス) id: 4f5277fea8 (このIDを非表示/違反報告)
まの(プロフ) - だいすきです…すごく大好きです…！更新楽しみにしています……！ (2018年10月17日 20時) (レス) id: 884b859a47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：京 | 作成日時：2018年9月18日 1時
