どたばた生徒会,さーど！【stpr】

探索 ページ39

じゃきside



る)…問題ないですね。行っていいですよ



じ)ありがとうございます！

ｶﾞﾗｯ

私はるぅとさんに定期報告をし終えた


Aを独りにさせるのは心配だから
走って待ち合わせ場所に戻る



じ)ｯえ…A……？



Aはいなくなっていた



ｻｧｯ


顔が青ざめる



どうしよう、どうしよう…


1人で慌てていると、さとみさんが通りかかった


さ)…じゃき？Aはどーした…？


ｸﾞｲｯ


じ)たすけ、どうしよ…さとみさん…ｯ…


さとみさんに縋り付く


さ)落ち着けじゃき！！！Aは！？



ﾊｯ


声は大きいけど、優しくて



取り乱した私を落ち着かせてくれた




じ)…ｯ、ｸﾞｽ、ここで待ち合わせしてました…
るぅとさんに定期報告して、戻って…ｸﾞｽ



ﾎﾟﾝ


さとみさんは私の頭を撫でてくれる


さ)じゃきはるぅとにそれを伝えに行け
俺はAを探す(ﾆｺｯ


いつもの優しい笑顔で…安心できた



じ)…わかりました



ﾀﾞｯ


さとみさんは走っていった





.





.







.




る)なんだって…！？わかった、ありがとう



り)もしかして、和磨さんが…。



莉犬さんの顔が真っ青になった



る)Aを探しに行くぞ、莉犬！
じゃきさん、家に帰ってころちゃん達を
頼んでもいいかな？


じ)はい…！ごめんなさい…


り)一緒にいなかった俺達が駄目なんだ
じゃきちゃんは悪くないよ



莉犬さんは笑顔で言う


でも、手が震えてる


る)今できることを、ね？(ﾆｺｯ



そうだ



私は私にできることを。




じ)ありがとうございます！




私はAを助けるために。



シェアハウスに向かって走り出した

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