どたばた生徒会,りたーんず！【stpr】

女友達 ページ39

Aside


走りたくない･･･走りたくない･･･


次、私の番だ･･･やだぁ･･･


｢位置について、よーい、ドン！｣


ﾀﾞｯ


あれ、意外と早く走れてる･･･


あっという間に借り物のメモを取った


私は紙を開いた


ﾋﾟｼｬｯ


[同い年の女友達]


･･･どうしよ、どうしよ

この字体、ころん先輩だ。


なんで、なんで


え、友達いない･･･


｢おっとトップの雨宮さん、ここで硬直！｣

どうしたら･･･


ｻﾞﾜｯ


？)A！！！


私は後ろを振り返った


･･･そこには


り)行くよ！


ﾊﾟｼｯ


女装した莉犬くん、だった


ざわつく会場


｢誰あれ、可愛い！｣
｢あんな奴いた？うちの学年に･･･｣


私は莉犬くんに手を引かれながら走っていた



まただ


また、助けられた



り)いいんだよ。俺が勝手にしたことだから



ﾄｸﾝ


『莉犬く･･･莉衣、ちゃん』


ふふっ、と莉犬くんが笑う


｢おっとここで逆転のトップでゴール！！｣

『はぁ･･･ありがとう、莉犬くん(ﾆｺｯ』


り)んへへ、大丈夫！


｢雨宮さん＆赤崎さんペア！おめでとう！！｣


｢｢莉犬くん！？！？！？｣｣


女子がざわつく


男子も硬直してる


莉犬くんはアナウンサーからマイクを取った

り)どうも〜赤崎 莉衣で〜す！！

｢｢｢｢きゃぁあぁぁああぁあ！！！！！｣｣｣｣


うるさっ


｢条件は同い年の女友達、との事ですが｣

り)どっからどー見ても女でしょ？(ｷｭﾙﾙﾝｯ


莉犬くん、全力でぶりっこする


｢あ、はい･･･♡｣

あっけなく堕ちるアナウンス


ちょろすぎか。


り)さ、A、戻ろ！次はるぅとくんだよ！


『うん！』

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