十。_無限列車編 ページ11
前罪side
____任務終わりの事でした。
「カァ、カァ!Aチャァン!!
終ワッタトコロダケドォ、大変!大変ヨォ!」
いつも通りの鬼狩りの任務だと思っていました。
前罪「!はいぃ…、今度は何処でしょうか…?」
「炎柱、煉獄杏寿郎ノ元二ィ!
上弦ノ参ガ出現!!至急、煉獄サァンノ元二向カッテェ!!
場所ハココカラァ、南南東ォ!南南東!!」
…まさか?!上弦の参…?!
しかも、煉獄さんの元には炭治郎さん達がいるはず…!!
前罪「…煉獄さん…!!炭治郎さぁん!ぶ、無事でいて下さぁい…!!」
必死に、必死に走る。
皆さんの役に立つために、後悔しないために。
空が明るくなってきた。
_______黎明だ。
朝日が木々の隙間から差し込んでくる。
やっと、やっと広い場所に出れた。
前罪「…っ!皆さっ…!」
炭治郎「…っいつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!!
生身の人間がだ!傷だって簡単には塞がらない!失った手足が戻ることもない!!」
___炭治郎さん達を見て分かっちゃったんです。
炭治郎「煉獄さんの方がずっと凄いんだ!強いんだ!
煉獄さんは負けてない!!誰も死なせなかった!!
戦い抜いた!守り抜いた!お前の負けだ!煉獄さんの、勝ちだ!!」
炭治郎さんが、己を奮い立たせて吠えていたんです。
煉獄「もうそんなに叫ぶんじゃない
腹の傷がひらく、君も軽傷じゃないんだ。
竈門少年が死んでしまったら、俺の負けになってしまうぞ。
こっちにおいで、最後に少し話をしよう。
前罪もいるんだろう…?」
前罪「…っ、れ、煉獄さぁん…っ!!」
涙で視界がぼやけてくる。だけど、太陽の様なあの人のことは、しっかりと見えていました。
煉獄「思い出したことがあるんだ。
昔の夢を見たときに」
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ナタの。(プロフ) - もももさん» 私の性癖をガン積みにしたキャラを好きって言ってくださる方がいるなんて!!応援ありがとうございます!頑張って更新します!! (2020年8月13日 13時) (レス) id: 7ef3fe0337 (このIDを非表示/違反報告)
ももも - 夢主ちゃんのキャラ好きです!応援しています!無理のないペースでの更新頑張ってください! (2020年8月13日 11時) (レス) id: 4a1653dca6 (このIDを非表示/違反報告)
ナタの。(プロフ) - 月の狼さん» ああああああありがとうございます!!わざわざコメントして下さり光栄です!!山積みの課題を無視しつつ頑張りたいと思います!! (2020年4月25日 3時) (レス) id: 7ef3fe0337 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - ちょぉぉぉ面白かったです更新頑張ってください! (2020年4月24日 16時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
ナタの。(プロフ) - みづきさん» あ、やばい!!めっちゃうれしいです!ありがとうございます、これからも頑張りますね! (2020年1月26日 15時) (レス) id: 7ef3fe0337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナタの。 | 作成日時:2020年1月23日 21時