ここにトキメキなんてありません (ページ4)

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3話ページ4

この高校に通うため、肩ら辺まであった髪を思いきってショートにし

元々胸なんて無かったが、晒しを巻いて完全にないものとする

男物の制服に腕を通し

お世話になった親戚家族にお別れと感謝のを言って、私は家を出た

今日から私は男として高校生活をスタートさせる。

『えっと、わた、僕のクラスは何処かな～』

一瞬私といいかけ焦ったがまぁ誰にも聞かれていないからいいだろう()

自分のクラスは1年3組

クラスを確認し終え、1人自分のクラスに入り席に着く

､､､､､､うわぁ､､､金持ちだらけだ～

この高校は中高一貫校であり、殆ど中学から上がっ来た人である。
そして結構有名な私立の学校なのだが、まぁそこそこの家柄の人が多い

例えば世界的大企業の娘さんや、有名一流グループの御曹司など

私達とは天と地程の差があり、住む世界が違う人ばかり

まぁそういう家柄以外も入れるのだが、一般人が出せるような学費ではない

私がここに居るのは本当に場違いなんだよね()

？「ねぇ君名前は？」

突然誰かに話しかけられ驚きながら、声のした方を向く

そこには青い髪をした人が大きな瞳でこちらを見つめていた

あらやだ､､､すごいイケメン(((

ちょ、顔整いすぎでは??

『あ、石飛です!!』

名前を聞かれていた事を思い出し急いで答える

すると安心したように胸をなでおろし

「僕は青木ころん。隣りの席だから仲良くしてよ」

神様入学そうそう友達が出来ました

とてもイケメンです､､､私は女とバレずに高校生活を送れるでしょうか､､､

入学式を終えて、皆仲の良い子達と話をしたりしている

私はといえば寮生活になるので、自分の荷物の運ばれたらしい寮を探して居るのだが､､､､､､

いや何処????

迷子です、はーい迷子になりました～

あはは笑えねぇ((((

迷子になるとか小学生とか言わないで

まじでここ広いのよ、本当､､､

この土地にでかいお店何軒も建てれるよ()

『いや、本当ここ何処だよ!!』

青「何してるの？」

あらどうもこんにちは奇遇ですね()

『あー、寮が分かりません助けて』

正直に言うと彼は私のもっていた紙を取り「あ、ここ僕と同じ寮じゃん！」と声を弾ませた

いやそんな事あります??

私が混乱してる中「こっち～」とさっさと先に進んでゆく

私も跡を追いかけて見れば、1つの建物にたどり着いた

青「ここが僕達の寮だよ！」

『まじか､､､』

案内された所は寮と言うより一軒家だった()