１７話 ページ18
皆「!!」
A「紫来てたなら早く言ってよ」
紫「それはごめんなさい」
A「それとこいつならどうぞ｡それとこいしも返しておいてくれ」
こ「紫…さんお願いします」
A「君の姉ちゃんには言っておいてくれ」
こ「何て?」
A「こんな事になって済まなかったと」
紫「律儀ねぇ｡それより貴方はどうやって彼等に説明するのかしら?」
A「説明するの嫌なら記憶消すのは?それか説明したら帰りたい｡別にそれは自由でしょ」
紫「監督さん｡Aはこう言ってるけどどうするのかしら?」
趙「そうですね〜｡これからもマネージャーをして貰いますよ！オッーホッホー」
A「何で嫌がらない!普通人間じゃない奴がマネをしていたら怖がるだろ!」
趙「そんなの全然怖くありませ〜ん｡むしろどんどん話して欲しかったで〜す!」
A「意味わかんない。…でも君らは受け入れ難いかな?それなら帰るけど」
明「…((ﾎﾞｿｯ……し…て」
貴「明日人?」
明「Aの事教えてよ!」
A「！ふーん。それで聞いて後悔しても知らない」
明「後悔しない!寧ろ知りたかったから」
円「何かAは皆と少し間と言うか関わり過ぎないようにしていて何かお前の事知れたらちゃんとこれから仲間になれるからな！」
A「仲間ねぇ…その言葉が真実か試させてもらうから｡」
円「あぁ!構わないぜ!」
A「(この人の心は読まなくても分かる。目が語りかけてきてる｡)」
明「A話してくれる?」
A「はぁ…蘭乃Aそれは知ってるでしょ?」
皆「うん/あぁ」
A「元人間界出身よ｡そして人間界では最後の1人と言われた種族よ」
明「種族?」
A「この耳から分かるように種族は“妖狐”
そして今は幻想郷に住んでる」
明「って事はAは人間じゃないの?」
A「そこから?!全く妖狐とは妖怪よ｡人を化かすのが上手いのよ｡でも今は数が減ってもうどのくらい居るのかも分からない｡もしかしたら俺だけかもね」
明「そんな…」
A「妖怪は人の怖がる気持ちから生まれてきたりするもの｡人の怖がる気持ちが無くなれば妖怪の居場所は消える｡だから幻想郷がある｡」
野「幻想郷とは何なのか教えてくれるかな」
A「まぁ簡単に言うなら人間界で居場所を無くした妖怪達の住処｡楽園だよ」
A「幻想郷にも人間はいる｡だけど妖怪と手を組んで頑張っているの｡だから妖怪と一緒の暮らしをしている」
続く
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作者名：リョウカ | 作成日時：2019年4月28日 6時
