Unrequited Love

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ただいま、事務所の前。

警備員さんと取り込み中です。



「だから！携帯届けに来たんです！！

登坂広臣のファンじゃ無いですから！！」



何回言っただろう。このセリフ。

20分くらい話してやっと中に入れてもらえた。




受付の人に聞くと、トレーニングの

最中らしい。

場所を教えてもらい、エレベーターに乗る。

会いにくいな。今朝喧嘩？したばっかりだし。




扉まで行き、中を覗いてみると…

居た。しかも三代目のメンバーも全員居るし！


扉を開けるのにだいぶ勇気が必要だったけど、

思い切って開けた。


「失礼します。登坂広臣の携帯を届けに

来たんですが…。」


そう言うと、びっくりして目を見開いてる

臣くんと目が合った。


臣「A！？どうしたの！？」


「もう、臣くん！！携帯忘れてったでしょ。

警備員さんに信じてもらえるの大変

だったんだからね！！」


臣「ごめん。笑 ありがとな。

マジで助かったわ。今度お礼でもする。」


「じゃあご飯奢ってね。笑」


臣「はいはい。笑」



人「あの〜…俺らのこと忘れてない？」


「あっ！すみません。挨拶遅れました。

初めまして。Aです。」


人「いや。Aちゃんは全然いいよ。

臣、紹介宜しくね！」


初めて生で見た直人さん。

かっこいいな。


臣「すみません。笑 紹介します。

俺の幼馴染みのAです。」




幼馴染みか………。

地味に傷つくな。



落ち込んでると、いきなり岩ちゃんが

大声出すからびっくりした。



岩「あぁー！臣さんこの子ですか！

朝話してた子って！」



ん？朝？何のことだろう。

まぁいっか。

それにしても岩ちゃん…


かっこ良すぎ！！！！！！！

(臣くんとはちがう意味でね。←)


ていうか、全員テレビで見るより

もっとかっこいい！

私、今すっごい贅沢だ♡←



健「めっちゃ可愛いやん。」

E「Very Cute♡」

隆「俺の臣が浮気してるー！！」←

己「可愛い。」



全然可愛くないのに、褒めまくってくれて

なんだか申し訳ない。

今市さんを除いてね。←


「全然可愛くないですよ。笑

でも褒めてくれてありがとうございます。」


ふと、臣くんを見ると

なんかムスッとしてる。

なんか機嫌損ねることしたかな。


「それじゃあ、そろそろ帰りますね。

お忙しいところ失礼しました。」


これ以上いると更に機嫌悪くなりそうだから

気を遣い帰ろうとすると…

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