Unrequited Love

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岩「待って。Aちゃん。

連絡先交換しない？」


いきなりの発言にびっくりする。

開いた口が塞がらない状態。


岩「なんか興味あるんだよね。

Aちゃんのこと。」


健「なんや岩ちゃんナンパか？」


すかさず山下さんが突っ込む。


違いますよ、って岩ちゃんは言ってる。





なんで興味があるのか分からないけど、

ダメ？ってチワワみたいな潤んだ目で

見てくるから可愛さに負けて交換した。←




私の連絡先聞いて何がいいんだろう。

あっ、女の子には片っ端から聞いてるとか？

絶対モテるよね。岩ちゃん。



もちろん臣くんもモテるんだろうな。

彼女できたらどうしよう。

祝福してあげるべきなのかな。


臣「A。」

名前を呼ばれてドキッとする。


「ん？どうしたの？」


臣「用事あったんじゃないの？

下まで送るよ。」


送ってくれるんだ。優しいな。


「ありがとう。じゃあみなさんそろそろ

帰りますね。ありがとうございました！」


バイバイ〜、と全員手を振ってくれた。

岩ちゃんは連絡いつでもしてねって

言ってたけど。









臣「A。今朝言ってた好きなヤツってさ













まさか岩ちゃん？」






……はい？なんで今この話？



しかもなんで岩ちゃん？

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