Unrequited Love

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お風呂から出てリビングに行くと、

ソファで寝てる笑。



こうしてじっくり見てみると

長い睫毛に、セクシーな唇。

涙ボクロがさらに色気を醸し出してる。



寝てるところ悪いけど、明日早いって

言ってたし、風邪引くと行けないから

臣くんを起こす。


「臣くん。起きて。風邪引いちゃうよ？」


臣「…ん。眠いんだけど。」



出た。若干不機嫌な臣くん。

寝起きは機嫌悪いんだよね。

だから起こしたくなかったのに。


「明日早いんでしょ？早く寝ないと。」


そう言うと渋々寝室に行く臣くん。


臣「Aも早く来てよ。寒いんだから。」



はいはい、と返事をし

サッと髪の毛を乾かしてから寝室に行く。



…寝てる？かな？


そう思い起こさないようにそっと入ると、


「きゃ！」


いきなりベッドの中に引きずり込まれる


臣「遅い。寒くて寝れないんだけど。」


ベッドに入るなり、臣くんに抱きしめられる。


「ちょっ！何してんの！」


臣「ん？さみいから湯たんぽ代わり笑。」


瞬間ふわんと香る私と同じシャンプーの匂い。


もう嫌だ。うるさいくらい心臓が

ドキドキしてる。


どうか聞こえてませんように、そう思い




私は深い眠りに落ちていった。

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