君への誓い〈ノーマン〉�� ページ6
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Norman side_
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それから、
毎日同じような日々を過ごしながらも脱獄を目論む僕は
自分の他にも子供がいることに気づいた
椅子に残る体温
右側に置かれているペン
少なくとも一人、この椅子に座ってテストを受けている右利きの
僕はルービックキューブの中にメモを入れ、その誰かとコンタクトを取り始めた
これが
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そして、暫くして僕は
ひとりの男性と知り合った
彼の名はスミー
聞けば、ウィリアム・ミネルヴァの支援者だという
彼の持つ莫大な情報と関係網
これによって脱獄が一気に現実味を帯びてきた
そして彼により、僕以外の食用児について、そしてこの施設が何をやっているのかを知ることになる
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ｽﾐｰ「さあ、何が知りたい？」
ﾉｰﾏﾝ「この農園は、一体何を創っていて、なんの研究、いや実験を行っているのか
僕以外に何人、食用児がいるのか
まずはその二つが知りたい。」
ｽﾐｰ「分かった、教えよう。」
そうして知ったこの農園の実態はひどく残酷なものだった
ｽﾐｰ「まず、ここ、Λ7214には君以外にも多くの食用児がいる。
まあけど、
特別な子には各自にこういう部屋が用意されているし、
鉢合わせたりしないように時間調節もしてるからね。
だから、今まで誰にも会わなかったろう？」
ﾉｰﾏﾝ「はい。」
ｽﾐｰ「それとこの施設の研究について、だけど
まあ一言で言ってしまえば品種改良かな。」
ﾉｰﾏﾝ「品種、改良、、？」
ｽﾐｰ「そう。
様々な研究を通してより美味しい食用児を創り出すこと、それがここ、Λ7214の目的だ。
研究内容はその子によって違う。
全員が君のように整備された環境な訳ではないし、
研究の副作用として様々な特殊能力や障害を持つ子もいる。」
特殊能力……
障害……
その後も詳しく話を聞いていくとΛ7214の実態をかなり知ることが出来た
非人道的な実験により多くの子供が死んでしまっていること
その中でも変異を起こして特殊能力を得た子がいること
そのような子どもたちの能力を使えば鬼に勝つことも可能かもしれない………
彼から得た情報を踏まえた上で、
この農園を破壊し脱獄する計画が始動した
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詞園(プロフ) - しめじさん» わ、本当ですか！ありがとうございます！更新頑張っていきます！！ (2019年4月1日 21時) (
レス) id: e12d4fabd8 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - 『あの日の箱庭』が始まったくらいからずっと読んでいます！君への誓い、とても感動しました！ずっと応援しています。 (2019年4月1日 13時) (レス) id: bc1a274c96 (このIDを非表示/違反報告)
詞園(プロフ) - lemonさん» ありがとうございます！そう言っていただけると、励みになります！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: e12d4fabd8 (このIDを非表示/違反報告)
lemon - 君への誓いめっちゃおもしろかったです！！これからも応援してます！！頑張ってください (2019年3月29日 16時) (レス) id: 233c4b2fbc (このIDを非表示/違反報告)
詞園(プロフ) - milkさん» ありがとうございます！そう言っていただけると、本当に嬉しいです！！このお話を書くことにしたのも、milkさんにいただいたコメントがきっかけでしたので、楽しんでいただけて良かったです！ (2019年3月29日 16時) (レス) id: e12d4fabd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詞園 | 作成日時：2019年3月26日 22時
