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私の緊急入院を聞き
駆け付けてきたお母さんから
目が合った途端、頬を叩かれ
思いがけない事を言われてしまった
「...アンタのせいで
アンタのせいでぇ...っ!!」
何度も何度も叩かれた
私達に気付いた
病院の人が止めに入ったが
私は...
「...ごめん...なさい...
生きてて...ごめんなさい...」
ただ、泣きながら
謝るしか出来なかった。
･
母方のお爺ちゃんが駆け付け
私は何故、お母さんに叩かれていたか
やっと分かる事が出来た
「...自 殺?」
「あぁ...首を吊ってな...
遺書は見当たらなかったが
...警察がそう言った」
お爺ちゃんは肩を震わせながら
そう言ったが、私は泣けなかった...
そして検査結果の日
お母さんはあんな状態で
私と一緒に居ることすら出来ないと
悟ったお爺ちゃんが、付き添うことになった
「...単刀直入に言いますと
右足...膝から下にかけて...
悪性の腫瘍が大きくなっていて
切除手術をしないと
＿＿死んでしまいます」
頭が金属バットで殴られたみたいだった
...右足が無くなる?
「...そんな.....どうして...」
「...り、陸上は!!切除しても
陸上は続けられますか!?」
お爺ちゃんがそう言うと
医師は...眉を下げて
首を横に振った
...何で.....どうして...
「私ばっかり...」
私は絶望した。
･
食事もまともに取らないで私は
ただ窓の外を見て、過ごしていた。
...お陰で身体は動かず
よく意識がとんでしまう
でも...正直、死んでもいい
そう思っていた時
誰にもこの事は、言わないでいた為
面会には誰も来るはずは無かったのに
「...失礼するよ」
郡司さんが果物バケットを持って来た
...誰とも話したくは無かった
そう思っていたのに
郡司さんは椅子に座った
「...やっぱり辛いよな」
「.......」
「飯...食ってないんだってな?
ちゃんと食わないと...駄目だぞ?」
「.......」
口を開かない私を見つめた郡司さんは
一度目を瞑り、再び口を開いた。
「...あの事件、警察を呼んだのは
甲斐隼人くんだ...知ってるか?」
...隼人?
私が反応したのを見ると
郡司さんは続けて言った。
「...電話をもらって、急いで駆け付けたら
顔を殴られた男の子が青ざめた顔で
「守れなくて、逃げた
早くAを助けてくれ」って言うから
直ぐに駆け付けられた」
...逃げた、そう思っていた
でも、隼人は...
「...助けを...呼んでくれた...」
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、 - 嘘でしょ、しょうがないのか (2019年3月11日 19時) (
レス) id: 1221bdc54e (このIDを非表示/違反報告)
Ko57(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！涼太くんカッコイイですよね、分かります。はい、オチは真壁くんです、これからもよろしくお願いします！ (2019年3月4日 20時) (レス) id: edf2ed5a31 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高ですオチ翔君ですか (2019年3月4日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ko57 | 作成日時：2019年2月6日 19時
