2話 トレイシーside ページ4
ロケットチェアに座っていても分かるくらい
Aからもリッパーからも殺気が感じる。
.....ど、どうしよう...っ
僕がふとAを見ると
Aは僕を縛っていた縄を解き
「トレイシー...私がリッパーの相手を
して時間を稼ぐから、その間に解読
皆で全部終わらせて...頼んだよ?」
と言った。
僕は咄嗟に
「わ、分かった」
と言った。
...さっきもそうだったけど
「仲間を返してもらうよ」
僕の事、仲間って....言ってくれた
今までAにはあからさまに
嫌な顔しちゃったりしたのに...。
僕はリッパーから逃げようとする前に
Aに向かって
「A!!...ま、負けないでね!!」
そう叫び、逃げた。
...後でしっかり謝ろう
＿＿＿は嘘だったんだ。
僕には分かる
そう思いながら
走っている時に見かけた
ナワーブくんの方へ走った。
「ナワーブくん!!」
呼ぶと、ナワーブくんは振り向き
驚いた表情をして寄ってきた。
「トレイシー、お前...捕まった筈じゃ」
僕はナワーブくんに治療してもらいながら
さっきの話をすると
ナワーブくんは何故か悲しそうな表情をして
「そうか」とだけ言って
僕の治療を終えると暗号機の解読を始めた。
...ナワーブくん、なんでそんな顔をするんだろう
僕は今まで見たことの無い顔に
疑問を抱きながら、ナワーブくんと解読を続けた。
暗号機、あと1つの時
心音が鳴った。
「...トレイシー、隠れてろ」
ナワーブくんの後ろに僕は隠れて
リッパーに追われるAを見つめた。
「流石ですね、A
私が惚れ込んだ女性だけありますが
...そろそろ体力の限界でしょう?」
「...うる、さい!!」
そう言って、Aはリッパーに
投げナイフを投げつけた。
見事にリッパーに的中したが
「...っ照れてるみたいですっねぇ!!」
大ダメージを与えた訳でなく
Aはリッパーから一撃を受けた。
「...っ...A」
ナワーブくんは今にも
Aとリッパーの方に飛び出しそうだった
「ナ、ナワーブくん落ち着いて!!」
ナワーブくんを抑えようとするけど
僕の力ではどうする事も出来なかった
その時、Aが言っていた言葉が
頭に浮かんだ。
そうだ、Aは僕に言ったんだ
「ナワーブくん、Aに解読に
集中するよう言われたんだ!!
僕達は解読に集中しよう?」
僕はナワーブくんにそう言うと
「...分かった」と言った。
丁度ピアソンさんから
手を貸して ときた
早くそっちに行かないと
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【湖の宝石】(プロフ) - 更新不可能になったんですね…了解しました (2021年7月20日 23時) (
レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
カラクリ - いや、好きです。←ナワーブイケメン過ぎやしませんかい？いや、陰キャ組がイケメンなのか、そうか、ほぉ、知ってる←おい (2021年6月27日 11時) (レス) id: cc4f50c8d3 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - イソペの口調がwww可愛くないかっこいい好き← (2020年8月6日 8時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
テノヒラ - もちもち瑠奈さん» 同じ状態になってて草((( (2020年5月18日 15時) (レス) id: 0b1665532f (このIDを非表示/違反報告)
もちもち瑠奈 - 15話にてイライ｢確か、納棺師が__」ワイ｢ｶｯ（勝ち誇った笑み）！！ｺﾞｯﾎｺﾞｯﾎｹﾞｯﾎ (2020年5月17日 14時) (レス) id: 99343ee943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ko57 | 作成日時：2018年12月31日 22時
