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「ねぇ、先生って彼女いんの?」
ずっと思っていたことを五条本人に尋ねる少年は虎杖悠仁。
特級呪物の両面宿儺の指を食べてしまい、呪術師になった少年である。
「そうよね、先生の年齢からして彼女とか、結婚して奥さんいても不思議じゃないもんね」
悠仁の言ったことに同意する女は釘崎野薔薇。
「・・・」
無言を貫くのは伏黒恵。
「彼女というよりも、将来の奥さんならいるよ。そうそう、あそこから全速力で走ってくる人だよ」
髪の毛を振り乱し、鬼の形相で走ってくる女。
顔は整っている。鬼の形相じゃなければ。
「だーれーが将来の奥さんじゃボケェェ!!!」
思いっきり顔面に蹴りを入れるこの女。
「ブベラッ!」
五条は蹴りを入れられ、10メートル先の壁に叩きつけられた。
「先生ーーー!?」
「おい、五条。誰が奥さんだって?言ってみろ。今なら4分の5殺しですませてやっから」
胸ぐらを掴み、ユサユサと揺する。
「それ、もう死んでるよね?」
蹴りを入れられても痛がらず、むしろニコニコ笑っている。
そして、蹴りを入れられてもけろっとしている。
「殺す気でかかってんだから当たり前だろうが」
「えー。やめてよ。僕が死んだらA先輩をお嫁さんにもらえないじゃん。あ!そうだ!!ねぇ、今から結婚しよ?婚姻届持ってるよ?あとは先輩の名前と印鑑押してもらうだけ」
「誰が結婚なんかするかボケェェ!!テメーのようなストーカーに誰がするかぁぁ!!!」
思い切りタコ殴りにする。
五条がボコボコにされているのを傍観しながら釘崎は伏黒に尋ねる。
「ねぇ、あの美人誰?伏黒、知ってる?」
「幸村Aさん。五条先生にストーカーされてる被害者。しかもあの人特級寄りの一級術師だからめっちゃ強い。で、見た通りの性格だ。」
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Rico(プロフ) - ルカさん» ありがとうございます。妙ちゃんっぽい感じにしたかったのでそうさせていただきました。 (2021年1月28日 18時) (レス) id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - ‥妙ちゃんぽいですね。面白かったです。 (2021年1月28日 16時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
Rico(プロフ) - ななこさん» そうですね。 (2021年1月26日 6時) (レス) id: 3a6a1a4cba (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - 妙ちゃんがイメージですよね,,,,なら,夢主さんもダークマt,,,,,卵焼きが得意なんですか? (2021年1月26日 0時) (レス) id: 36287ef650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rico | 作者ホームページ:http://uranai /tennnenn chanto tun kunn
作成日時:2020年12月12日 19時