夜の兎高専へ連行される。

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さっきのうるさい化け物は呪霊と呼ばれるもので、その呪霊は一級だったらしいので、だいぶ強かったみたい。

「で、ピン子観たいからはーやーくー！！渡る世間は鬼ばかりなんだよこんちくしょーが始まるんだってば！！再放送なんだよ！？ねぇ！？シラタキ先生」

「ブッハ！！」
ピンクっぽい髪したイケメンが吹き出した。

「ねぇ、もうそろそろ怒ってもいい？」

「んだとコラァ！！やれんもんならやってみろやゴラァ！！そうしたらいたいけな美少女を誘拐する不審者ー！！って叫ぶからなぁ！！」
五条相手にメンチを切る女。

美少女が台無しである。

「はいはい。思う存分ピン子観ていいから付いてきてくれる？」

「おい、マジ！？カトケンも観れんの！？」

「観れるよ！」

「ありがとう。五条さん！！行く行く！！連れてって！！」

このとき、五条とA以外の3人はこいつ、ちょろいなと思われていた。

「あなたはーもうー忘れたかしらー♪赤いー手拭いーマフラーにしてー2人でー行ったー横丁の風呂屋ー♪」
テンションが高いと歌い出すこのおばか。

そして、とんでもなく音痴であった。

「スッゲー音痴だね」

「そうなのよ、でも、歌うの好きだから歌うー。オレーオレーーカトケンサンバーオレー♪きゃっほーーーい！！」

「アッハハハハハ！！面白すぎて腹痛い！！」

「カトケンは世界に通じるからね！！それとか、お通ちゃんとかね。」

「カトケン・・・？」

「演歌歌手かしら？」

「何言ってんの。カトケンは世界に誇る演歌歌手ヨ。うちの妹も好きなの。あ、そういえば依頼料貰ってないじゃん！！あのクソジジイ！！股下にぶら下がってる粗末なブツ抉り取ってやる！！」

「アッハハハハハ！！ヤバイ！！この子ちょーイカれてる！！」

「笑ってんじゃねーよこんちくしょー！！」

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