夜の兎高専へ連行される。

1 ページ2

あのクソジジイ、今度会ったらジジイの玉金を抉り取ってやる、と私は叫んでいる。


あのクソジジイはタイムスリップマシーンをつくったので誰か実験してくれと万事屋に依頼が来て、その依頼の金がガッポリだったのでウハウハで行ったらこうである。

タイムスリップじゃねーのかよ。

違うところに飛んでんじゃねーか。しかも機械が機能してない。

ジジイの頭、かち割る。

そして、黒髪の睫毛の長ーいイケメン(多分クラスでいたらかっこいいーって言われるけど、告白とかされたらこっぴどくフりそう)とピンク寄りの髪をし、目元の下辺りに傷があるこれまたモテなさそーなタイプ(失礼です)のイケメンと、茶髪のミディアムヘアの可愛い女の子が目の前にいた。

どうすんだよこの状況。
見た目コスプレ(巫女服改造)のお団子頭とかやべーよ。

『ぁぁ・・・・あ・・・』
そして、目の前に見たことない何か。

「おい、ぁぁ、ぁぁとかカオ○シかよ。喧しいわ。ジブリ舐めんなよ。あれは人の心にとっていい映画だかんな。」

『ぁぁ、ぁぁ、』

「ぁぁじゃねーよ。というか、そこどいて。早く帰って渡る世間は鬼しかいねーよこんちくしょーを観んだよ。ピン子が出るんだよ。わかる？みんなのうるせー母ちゃんピン子。しかも前回観れなかった再放送なんだよ。」

「おい、お前、逃げろ。」

「なんだよ黒髪くん。私はあいつと話ししてんのよ。わかる？天人とね？」

「天人？そんなもんじゃねー。早く逃げろ！！」

『ぁぁ。ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！コロスコロスコロスコロス！！』
天人？がすごい形相+スピードで向かってきた。

「間に合わねぇ！！」
黒髪くんは焦ったかのように叫び、
「くっそ！！」
女の子はわりと口悪かった。

「バッターは、バットを振りかぶり」

「なに呑気なこと言ってんだ！！」
ピンク髪の男の子はツッコミ気質なのね。

「腰を落としてー、振りかぶる！！イエス！！ホームラン！！」
ナニカをボールに見立て、イケメンズアーンド美少女の元へ打ち返したのであった。

2→←設定だぞー。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す