歪曲の魔眼持ち少女呪術師になる。

23 ページ26

「アナタ達が心配で学長に着いてきちゃった。同級生がしんだんでしょう？辛かった？それとも、そうでもなかった？」

「何が言いたいんですか？」

「いいのよ。言いづらい事ってあるわよね？代わりに言ってあげる。"器"なんて聞こえはいいけど要は半分呪いの化け物でしょ。そんな穢らわしい人外が隣で不躾に"呪術師"を名乗って虫酸が走っていたのよね？死んでせいせいしたんじゃない？」

「・・・・っ！！」

「浅上先輩。瞳孔開いてますよ」
目を見開き、魔眼を相手に向ける。

すぐに相手を凶げることができる。
だけど、それをしてしまったら戻れなくなる。

ぁぁ、曲げてしまいたい。

それを止めるために腕を伏黒くんに掴まれた。

「っ！！」
伏黒くんも野薔薇さんも真依さんを睨んでいる。

「真依。どうでもいい話を広げるな。俺はただこいつらが乙骨の代わり足りうるのか、それが知りたい。
伏黒・・・といったか。




どんな女がタイプだ？」






え？



「返答次第では今ココで半殺しにして乙骨、最低でも3年は交流会に引っ張り出す。


因みに俺は身長と尻がデカい女がタイプです」


伏黒くん、野薔薇さん。
一斉に私を見ないでください。

女にしては少し身長があるとは思います。

「あ、お前ではないからな。もう少し身長がほしいところだ。」

「アナタに好かれたくはありませんよ」

24→←22

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す