什弐話 炭治郎・禰豆子 ページ14
『こっち。』
なるべく最短で山を降りられるように
道案内をする。
この少年、結構な怪我をしている。
この怪我で鬼を抱えての移動は遅くなる。
…私が抱えた方がいい。
『その
｢えっ？あ、はい！｣
少年は鬼を箱に入れると私に渡した。
即座に箱を受け取るが
…上。
勢いよく少年の手を引っ張ると、
少年めがけて飛びかかってきた少女は地面に着地する
この子、胡蝶さんの継子だ。
『少年、絶対に捕まっていて。』
箱を前側に持つと、少年を背負う。
最短で行こう。
木々を飛び越えて山を降りていく。
少年の悲鳴が聞こえた気がする。
………
……
…
相当な距離を降りていると
鎹たちが騒ぎ始めた。
｢炭治郎・禰豆子両名ヲ拘束
本部ヘ連レ帰ルベシ！！｣
｢炭治郎及ビ鬼ノ禰豆子
拘束シ本部ヘ連レ帰レ！！｣
｢炭治郎 額ニ傷アリ
竹ヲ噛ンダ鬼 禰豆子！！｣
…本部。
御館様の命だ。
木の上で急停止して、地面に降り立つ。
額の傷。
恐らくこの痣のことだろう。
この少年、炭治郎という名だったのか。
『隠の方、いますか』
そういうと、直ぐに２,３人が集まってきた。
｢あ、霜柱様…｣
｢な、なんでしょうか…？｣
既に気絶している炭治郎と、
禰豆子が入っている箱を隠に渡す。
『炭治郎と、禰豆子です。』
∽∽∽∽作者小話∽∽∽∽
ここ、カナヲの攻撃を避けるか、
投げるかで悩みました。
ただ、箱持ったまま投げんのは無理だろうし
カナヲ可哀想、と思い避けました。
そして夢主。
力強すぎる案件。
2人抱えながら木々を軽やかに
飛び回っております。
長男はあまりの速さと疲れにより気絶した、
という設定でございます！
やっとここまで来た……←遅すぎる
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アダチRIN(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2021年5月3日 21時) (
レス) id: 29fa583ba8 (このIDを非表示/違反報告)
偶音~guton(プロフ) - 那覇さん» ありがとうございます！亀更新ながら頑張ります！(返信の方法がなかなか分からなくて遅くなりました笑） (2020年5月7日 22時) (レス) id: 4cc2260cf0 (このIDを非表示/違反報告)
那覇 - 続き更新するの頑張ってね！無理しないように！体調に気をつけて。 (2020年4月12日 11時) (レス) id: 6c51696338 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：偶音~guton | 作成日時：2020年3月28日 3時
