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私は昔から綺麗なものが好きだった。
太陽の光に照らされてキラキラ光るビー玉も、春に見られる満開の桜の花も。
私はそんな綺麗なものを沢山見た。
それだけで幼い私の胸はいっぱいに詰まって、例えようもない幸福感に包まれるのが大好きだった。
だけど齢五歳になる少し前、私の綺麗なものへの興味は汚いものへの異常なまでの嫌悪へと変わった。
烏が群がるゴミ置き場に排気ガスが充満する街。
そんなものの中でも飛び抜けて一番嫌いなもの、それが異常なまでの嫌悪のキッカケとなるものである。
個性︰読心
これが私の世界一大嫌いな個性である。
読んで字のごとく、他人の心を読む個性である。
発現したのは一般より遅めであったが、私がこの個性をうまくコントロールすることは出来なかった。
コントロールするどころか個性の発動はランダムで、自身でも把握出来なかった。
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パラ(プロフ) - この小説すごく大好きです！この先どうなるのか、とても気になります！更新頑張ってください。 (2017年12月8日 7時) (
レス) id: f36bf98a59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2017年8月15日 14時
