ポアロの常連さん【名探偵コナン】 (ページ4)

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３話ページ4

『それっていつの話ですか？』

マ「あのときはまだ、お二人が結婚していなかった時ですね…」

『そんなに若いときから…？』

マ「えぇ…そのお二人とはよく話したので覚えています。」

マスターはその時の事を話してくれた。

父と母が初めて来店したのは、マスターがバイト初の日だったらしい。

マ「初めて来た日はお二人がまだ、高校生の頃でした。
私は大学生で、今まで働く事をしてこなかったので初めてでとても緊張していました。
緊張のせいか食器を割ってしまったり、注文を間違えたり、お会計で戸惑ったり、もう散々でした…」

『(マスター……苦労したんだな…)』

マ「そして、お二人のところにお冷を持っていこうとしたら手が滑ってこぼしてしまったんです。
その時の私は、また怒られると思って、焦って布巾を取ってきて拭こうとしてたんですが、その時、お二人がかわりに拭いてくれて、"大丈夫ですか？"と声をかけてくださったんですよ。」

マ「その後も、店長から怒られそうになった時助けてくれたりして仲良くなったんですよ。」

『そうなんだ…』

それから、マスターとは父と母の事を沢山話した。

マ「そういえば…お時間は大丈夫なんですか？」

『え…あー！太陽のお迎えに行かないと！』

マ「お代は結構ですので、早く行ってあげて下さい。」

『でも…申し訳ないですし、』

マ「……じゃあ今後もうちに来て、コーヒーでも飲みながら私の思い出話を聞いてください。」

『…ふふっ…商売上手ですね。』

マ「ありがとうございます。では、行ってらっしゃい。」

『ありがとうございます！…行ってきます！』

*
　

　

　

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保育士「太陽くん。お姉ちゃん帰ってきたよ〜」

『太陽！！ごめんね～！』

太「………ゆるさない！！」

『ごめんってば…』

※スーパーでお菓子を買ったら許して貰えました。

太「……ゆるす！！」