32 ページ32
．
一日はあっという間で、
「今日は楽しかったです！」
「こちらこそありがとう」
「最後に行きたい場所があるんですけど、いいですか？」
「うん、全然いいよ」
．
そう言って、光輝くんが連れて来てくれた場所は
「…すごい綺麗……」
綺麗な夜景。
「家の近くにこんな綺麗な夜景みれるところあったの知らなかった…」
「だと思った〜！
友達がここの場所いいよ〜って教えてくれて、来てみたかったの！」
「光輝くんも初めてなの？ここ。」
「そうだよ〜！Aちゃんと来たいなあと思って笑」
「そうなんだ、綺麗だね」
「綺麗だね」
．
「Aちゃん」
「ん？」
「これ、Aちゃんにプレゼント」
「え、なにこれ」
「あけてみて！」
中には、
「ネックレス…」
「かわいいでしょ？！俺が選んだの！！」
「いつ買ったの？！」
「この前、駅で待ち合わせして一緒に帰った日あるでしょ？そのときに買ったの！」
「確かにあの日の光輝くんの鞄の中、
少しパンパンだったような…」
「Aちゃん、今日なんの日だと思う？？」
「え、なんの日…
んー…
なんの日？」
「やっぱり。
Aちゃんお仕事がんばりすぎだよ〜」
え、結局なんの日だ…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 293人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なの｡ | 作成日時：2021年9月23日 13時
