2話 ページ3
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私がそう叫ぶと、太宰幹部はゆっくりと立ち上がってエンジェルに近づいた。
え…なになになにする気!?
太宰「そんなに必死に「触るな」と言われたら、触りたくなるよねえ。」
「え。」
太宰幹部はにっこりと笑うと、エンジェルが持っていた書類を奪った。
その時に太宰幹部はエンジェルに触れたようで、エンジェルは消え去った。
「え…?しょ、書類は無事だあ(?)」
太宰「森さんのところに持っていくんでしょ。僕が一緒に行ってあげる。」
「…えぇ!?!?あの太宰幹部が!?!?」
太宰「これ落とすよ。」
「わぁい嬉しいなぁ!!ありがとう太宰幹部大好き!!」
太宰「んなっ…!?」
あれ…?
太宰幹部の顔が赤い…。
なんでぇ?←
太宰「はぁ…。早く行くよ。」
「あ、はい!」
2人で首領室まで書類を運ぶ。
道中、色んな人からすごい目で見られたけど、太宰幹部が睨みを利かせると、その視線は無くなった。
太宰幹部こあい……こあいよお…:(´◦ω◦`):
太宰「君には優しくしてる方だと思うけど。」
「それはそうだと思います!太宰幹部はいつも優しいです!」
太宰「っ…そ、そう。わかってるならいいけど。」
「?はい!」
昇降機の前に着くと、持っている書類が少ない私がボタンを押した。
私たちがいる階まで降りてきて扉が開いた。
それに乗って最上階まで行き、警備の人が沢山いる間を通って首領室まで来た。
「コンコンッ 首領、鳴宮です!入ります!」
警備の人に開けてもらって中に入ると、_________半裸のエリスちゃんを追い回している首領がいた。
森「エリスちゃぁーん!これ着ておくれよぉ!」
エリス「イ、ヤ、よ!」
森「一寸だけでいいから!ね?」
エリス「いーや!!」
「……ぼ、首領?あのぅ……。」
私がそう言うと、首領とエリスちゃんがこっちを見た。
そして首領は持っていた服を置いて私に抱きついてきた。
森「うわぁーん、かのんちゃん!エリスちゃんが私が選んだ服を着てくれないんだよう!」
「いつもの事じゃないですか!というか書類が落ちるから引っ付かないでください!」
森「あ、書類?ありがとうねえ、重くなかったかい?」
「太宰幹部に手伝っていただいたので、大丈夫です!」
森「ほう、太宰くんが?」
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2023年3月28日 12時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
遊牧民のポン酢(プロフ) - おぉ!面白そうだなと目をつけてました民です!夢主ちゃん可愛い…更新頑張ってくださいね!🏳 (2023年3月28日 12時) (レス) @page2 id: 2fcc676114 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七瀬 | 作成日時:2023年3月25日 17時