謎が17個 ページ18
ケイ「それは、どういうことだ…?」
ヒース「何度もって…?」
「言葉通りだよ。ボクは、
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12年間、毎年8月15日に死んだんだ。」
そんなことがあるのか、と言いたげな目で2人はボクを見た。
「しかも、その時に大切に思ってた人や動物と一緒にね。12年目のときは…可愛がってた野良猫だったね。」
ケイ「だが、君は生きている。」
「うん、そう。…まだ黙ってるつもりだったけど、もういいや。いい?ボクから目を離さないでね?」
ボクは欺くを使って猫になった。
急に猫に変わったボクを見て、2人はものすごく驚いていた。
ヒース「ヒユリ!?」
「本名で呼ばないで。」
ヒース「…戻った。」
「んじゃもういっちょ。ケーくん、スマホ出して。」
ケーくんがスマホを出したのを見て、ボクは覚めるを発動させた。
だから、精神が抜けたボクの体は、そのまま崩れ落ちた。
ケイ「ラティ!」
『ここだよー。』
ケイ「…ラティ!?なぜ俺の携帯に?」
ヒース「え、なんで?どういうこと?」
『これが、生き返った時に得た能力。さっきのは目を欺く力で、今のは目を覚ます力。力を使う時に目が赤くなるから、ボクは目の能力って呼んでる。』
ケーくんのスマホから出て、ボクの体に戻った。
「その力を得た時に異世界的なところに行ったんだ。そこは、この目の能力を生み出したメデューサ、アザミっていう人が創った終わらない世界“カゲロウデイズ”。まあ、アザミは冴える蛇に騙されただけなんだけどね。」
ヒース「冴える蛇っていうのは何?」
「わからない。アザミ本人も能力と言っていいのかわからないって言ってた。ボクも、冴える蛇は能力とは呼べないと思う。自我もあるしね。」
ここまで話して、ボクは盗むを使って2人の心の中を盗んだ。
2人とも混乱しているけど、ボクを怖がってはいないみたいだった。
ケイ「今は何をした?」
「目を盗む力で君らの心の中読んだ。」
ヒース「そんなことまでできるんだ。」
「あんまり使わないけどね。」
人の心読めるなんて気持ち悪いでしょ?
いざという時にしか使わない。
「さっきみたいに目に激痛が走って、能力が発動したままになって暴走する時もあるから、その時はよろしく。」
ケイ「ふ、君の役に立てるなら本望だ。」
ヒース「アンタに任せられないっての。」
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酸素美味しい!酸素美味しい!!(プロフ) - 七瀬さん» 今さっき送りました!ちゃんと送れてますかね…? (4月16日 13時) (レス) id: 694b74bea6 (このIDを非表示/違反報告)
酸素美味しい!酸素美味しい!!(プロフ) - 七瀬さん» あ、このスマホだとTwitterが出来ないので別の端末で送ります!!出来るかな… (4月16日 12時) (レス) id: 694b74bea6 (このIDを非表示/違反報告)
酸素美味しい!酸素美味しい!!(プロフ) - 七瀬さん» わー!!ありがとうございます!!了解です!! (4月16日 12時) (レス) id: 694b74bea6 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - 酸素美味しい!酸素美味しい!!さん» コメントありがとうございます!是非やらせてください!可能であればTwitterのDMに送っていただけませんか??nns71000で出てきますので! (4月16日 11時) (レス) id: 9f10460f0e (このIDを非表示/違反報告)
酸素美味しい!酸素美味しい!!(プロフ) - 初めまして!凄く面白かったです!そして、急なんですが、ラティちゃんと私のオリキャラの絡みが見たいな〜と思い、番外編?みたいな感じでやって頂きたいなと…!!!ご検討のほどお願いいたします…!!オリキャラの設定は七瀬さんから了承の返信が来たらお送りします! (4月16日 10時) (レス) id: 694b74bea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七瀬 | 作成日時:2022年2月24日 4時