特別ゲスト ページ10
ー翌日ー
今日はどうやら特別ゲストが来るらしい。
どんな人なのか考えながら朝食をすませて練習場へ向かう。
「おはようございます。」
稲「あ、おはようございます！俺、稲森明日人です。昨日は挨拶できなくてすみません！」
「いえ、いいんですよ。代表メンバーの皆さんのことは知っていますから。」
稲「そうなんですか？」
稲森くんと話していると、他の人たちも挨拶しに来た。
なんか…元気ですね？
しばらくされるがままになっていると、監督がある人物を連れてやってきた。
趙「おはようございまーす！今日は皆さんに特別ゲストをご紹介しますよー！スペイン代表キャプテン、クラリオ・オーヴァンさんでーす！」
ク「よろしく。」
鬼「クラリオ・オーヴァン…！」
稲「世界のプレイヤー！」
氷「願いがかなったな。」
元雷門の選手の体が強ばっている。
仕方ないか。
趙「では皆さん、クラリオさんにお手合わせ願いますよー。」
鬼「お手合わせだと！？」
稲「今から？」
剛「ちょっと待ってくれよ！…あ、待ってください監督。こっちには19人もいるんだぞ？」
ク「構わない。」
でしょうね。
趙「剛陣くーん！19人ではなく18人ですよ。」
剛「は？いや、日本代表は19人だろ？」
趙「それはそうですが、ネビュラさんは後でタイマン勝負をしていただくので18人ですよー！」
その言葉にみんなが驚いた。
いや、奴だけは驚いていない。
「…どういうことです？クラリオ。」
円「なんだ？知り合いか？」
「知り合いも何も、私はスペイン代表との勝負で1人で勝ったので世界一のサッカープレイヤーと呼ばれるようになったのですよ？」
イナジャパ「「「はぁ／えぇ！？！？」」」
そんなに驚くことあります？
ク「その通りだ。俺はあの時のことを忘れたことはない。今日はあなたにどれほど近づけたのかを確かめたい。」
「おやおや。余程心を折られたいようですね、坊や？」
ク「…その性格の悪さは健在のようで安心したぞ。」
「それはどうも。」
私とクラリオの間に火花が散る。
実は、私はクラリオとは不仲だ。
その後、クラリオと皆が勝負したが完敗に終わった。
そして次は私の番だ。
円「蘭堂ー！！頑張れよー！！」
円堂さんに微笑み、クラリオに向き直る。
「あなたからどうぞ。私の勝ちは決まっていますので。」
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リュウヒメ - 続き、、、 (2022年6月5日 8時) (
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作者名：七瀬 | 作成日時：2021年5月30日 0時
