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隣のお部屋に涼介を抱っこして連れて行き
うとうとしているところに看護師さんが点滴を始めた。
いつもは大泣きだけど余程しんどいのか無防備で
汗ばむ頭を撫でた。
1時間で点滴が終わるみたいで
ぐっすりな涼介を看護師さんに見てもらって
薬を受け取りに行ったりたまたまあった耳鼻科の先生と話したりして涼介の元へ戻ると起きて泣いていた。
涼介「 なて、、いなあの!」
大貴「 ごめんごめん。怖かったね。
お薬もらいに行ってたんだよ。」
いつもは1人にさせても泣いたりはないけれど
いつにも増して甘えん坊な涼介は不安きなっちゃうんだねと点滴に気をつけながら抱きしめた。
泣き疲れたのかまた寝ちゃった涼介はもう点滴が終わり
抱っこしたまま車に乗せてリクライニングを下げて寝やすいようにお家に帰る。
家に着いて抱っこして下そうとしたところで起きた涼介。
少し熱も下がってさっきよりは表情も和らいだ。
涼介のお昼は朝のおかゆの残りで、
自分の分をテキトーに作って涼介に食べさせながら自分も食べる。
俺のご飯を食べたいと言ってくるから
だめだよ、と言いながら涼介のスプーンと自分のスプーンが混ざらないようにしっかりと分けて食べさせた。
2人で寝室で川の字になって夕方まで寝ていたら
すっかり熱も下がったみたいで夜寝過ぎて寝れないみたいでハイテンションでお家を駆け回るから怒られたのはいうまでもない。
涼介「 にぃに、、ごめぇさい。」
大貴「 いいよ。
じゃあ明日学校行けるようにたくさん寝ようね。」
少し嫌がったけど今度はちゃんと寝てくれたみたいで
翌日はすっかり平熱に下がって安心した。
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キャスで頂いたリクエストでした!
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作者名:らぷ | 作成日時:2020年1月12日 15時