私はいつも悪役 - 壱 -

41 ページ44

玲於side




友達と電話してる時に誰かに押されて





階段から落ちた…





そこから記憶がない





夢の中で聞こえたんだ





誰かが俺の名前を何度も何度も





呼んでる…





聞いたことあるよ声だった…





でもその人が誰かなんてわかんなかった





でもその人のために生きたいって思った





目を開けてみると






知らない人がいた





？「玲於？」そう呼んだんだ





でも、聞いたことあるよな声だった





思い出したくても思い出せない





俺は言ってしまったんだ…






玲「だれですか？」って




そう言うときみは泣きそうな顔をしたんだ…




するとGENEのみんなが入ってきたんだ




ちょっと話ししてるとお医者さんが入ってきたんだ…





俺はお医者さんにこう言われたんだ





医者「佐野さんは軽い記憶喪失をしてると、そして昔のことも忘れている」





と





昔のことってなんだ？







お医者さんが出ていく時(人1)さんも一緒に出ていったんだ…最後に儚い笑顔で去っていった






ふとすぐ近くにある花を見た





すごく綺麗で触ってしまうと直ぐ枯れてしまうような気がした





玲「亜嵐くん…この花綺麗だね」






亜「これはね(人1)が、毎日玲於のために買ってきたものなんだよ…」





玲「え？なんで俺のために…」





亜「お前が大好きで大切だからだよ」





玲「俺が大切？？」






亜「あとは自分で考えな…これ以上は俺からは言えない…俺達もう行くね…」





玲「あ…うん」





亜「ばいばい」






涼「亜嵐くん！先に行ってて玲於に話したいことがあるから」





亜「おっけー！」





隼「お大事にね！」

42→←40

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す