試験官ごっこ ページ8
そこかしこから悲鳴が聞こえる。
『う〜んこれ、合ってるんですかね…』
「さぁ…♥ちなみに、これキミを1次試験突破させれれなかったらボクはどうなっちゃうんだい？」
『あ、しばらく念が使えなくなりますね』
「☠」
『だから頑張ってください…私は…疲れちゃったので、寝ます…』
うとうとと、まぶたが重くなって、目が開けなくなる。
「ん♥」
彼はきっと優しい。紳士的なのか。
お姫様抱っこされて走っている時も、大きく揺れないようにしてくれる。
私はこんな紳士的に扱われたことがない。
ジャポンにはそんな文化がないから。
少し気恥ずかしかったけど、子供の頃、お母さんに読んでもらった童話のお姫様になれたみたいで嬉しかった。
しばらく寝ていたが、
「A、起きてくれないかい？」
と、優しい声
『はい…おはようございます。』
「ちょっとオモシロイことになってね♥降ろしてもいいかな？」
『いいですよ。私の能力は命令を忠実に従っていればいいだけなので、命令をしっかりこなしていればそれ以外のことはあなたの意志通りに動けますから。』
「それは…ありがたい…♥」
ここでヒソカは私を優しくおろして、
手の甲にキスをして、
「アブナイからここで待ってて♠」
と、優しく言うのだった。
あぁ、私はこんなに優しく扱われたことがない。
ジャポンにいた頃はクラスメイトからいじめられていた
こんな優しさをあじわったことがないのだ。
(彼とお友達になりたい…)
そう思った。
彼が試験管ごっこをしている時、見とれてしまった
彼が釣竿の攻撃で顔に傷を負った時、心配になった
一通り試験管ごっこが終わり、ヒソカはスーツの男を肩で担ぐ
緑色の少年になにか話しかけていた
「さて…♦A、今は君のことを運べない。レディをこんな風に担ぐ訳にはいかないからね。ゴールまで一緒に歩けるかい♣」
こんな風にとは、スーツの男性のことを指しているのだろう
「あぁ、大丈夫♥ゴールの場所はちゃぁんとわかってるから♠」
『ならついて行きますよ！』
「いい子♥」
ヒソカにゴールまで案内してもらい、1次試験は無事突破できた
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かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして！コメントありがとうございます！お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります！多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして！とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました！文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張って作ろうと思います！少し待っていてください！ (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして！このお話とても好きです！続きは書かれないのでしょうか？？ (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます！がんばってみます！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作者ホームページ：http://narutodreamer
作成日時：2020年9月11日 13時
