ちゃんとしたそれ(ピンク注意) ページ41
『わぁっ!ピンク色の部屋!』
「えっ、Aってラブホが何する場所か知ってる?」
『え、ホテルじゃないの?』
「ホテルなんだけど…こっちきて」
シャルナークはAの手を引く。
円形の紫色のベッドに突き飛ばされ、その上からシャルナークに覆われる
言わずもがな、Aは押し倒される。
天井は鏡になっており、Aが押し倒されている姿が丸見えだ。
『しゃ、るちゃ……?きゅうにどしたの?』
「何も知らないんだねAは。」
『も、もしかして、あの…ちゅうとかするやつ?』
「俺としちゃう?」
にこにこといつもの笑みを浮かべ、返事を待たずシャルナークはAの唇を奪う
『あ…んっ…ふぁ…ひゃ…ひゃるひゃ…んっ』
唇が離れるとそれはもうとろんとした顔のA
『なにしゅゆの…しゃるちゃ…らめ…んっ…』
彼女の言いたいことを聞かずまたも深く唇を奪う。
すると彼は急にキスをやめる。
「……A、俺の事操作したでしょ、」
彼女の能力の条件はキスである。
『だ、だってしゃるちゃんがきゅうにこんなこと!
わ、わたしちゃんとしたそれは初めてなんだから……!』
「えっ」
『しゃるちゃんのばか!』
彼女は布団に潜ってしまった。
「ご、ごめんよ!拗ねないで!」
『しらない!』
いい雰囲気だったが勝手に辞めさせられて生殺し状態のシャルだが、彼女に嫌われる方がいやらしい。
彼女が寝付くまで必死に謝るシャルナークの姿があった。
____
今日は疲れたのか、Aはすぐに寝息を立てる。
そんなAをシャルナークは眺めている。
「Aの初めて、ひとつもらっちゃった。」
そう言って自身の寸前で止まった欲を吐き出すためバスルームに向かうシャルナークだった。
____
ぱちり
たくさん寝てスッと目が覚めるA
隣にはシャルナークの姿が
『しゃ、しゃるちゃ…』
彼もぐっすり寝ているようだ。その隣でAは昨日のことを思い出していた。
子供のように安心しきって寝ているシャルナークが可愛かったのか、Aは髪の毛をサラサラと触り撫で付けている。
『ふふ、かわいいね。』
「Aの寝顔も可愛かったよ♡」
パチリと彼の大きな目が開かれる。
『きゃっ!!!?おきてたの?!』
「オレを子供扱いするなんていい度胸だね」
『ごめん…起きよっか』
「あ!話しそらした!」
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かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして!コメントありがとうございます!お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります!多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです! (2022年7月25日 23時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして!とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました!文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして!コメントありがとうございます!嬉しいです!頑張って作ろうと思います!少し待っていてください! (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして!このお話とても好きです!続きは書かれないのでしょうか?? (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます!がんばってみます! (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霞 | 作者ホームページ:http://narutodreamer
作成日時:2020年9月11日 13時