友達 ページ40
『お、お友達になりませんか？』
勇気をだして放った言葉は彼をポカンとさせてしまう
ダメか＿＿＿＿と彼女が落胆しかけたつかの間、
「あははは！！君面白いね〜！俺は友達になる気満々だよ！よろしくね、A！」
『よろしくね！えっと……シャルちゃん！』
気兼ねなく話せる友達が欲しいと思っていた彼女は、持ち前のズレた友達感覚を生かし、距離を急激に詰める。
「え〜ちゃん付け？」
楽しそうににこにこと話してくれる彼
『ちゃんとしたお友達、シャルちゃんは2人目なの！でも1人目は変態でちょっと怖いから気軽に話せるお友達が欲しくて！』
「2人目？ちゃんとした友達？変態の友達？Aの友好関係謎すぎ！」
あははとシャルナークは笑う
「でもちょっと妬けちゃうなぁ。Aの1番になりたかったよ。」
この男、流石である。
頬に手を添え、もう片方の手は頼んだ飲み物のストローを弄り、
困り顔でため息混じりにそんなことを呟く。
普通の女ならコロッと落ちてるだろう。
『うーん…じゃあまだ人とした事ないの探してみる！見つかったらシャルちゃん一緒にしてくれる？』
さて、操作系はマイペースだ。そしてこの少女は少し天然も入っている。
操作系同士の掴みどころのないマイペース空間の完成だ。
普段は女なんてコロッと落とせるシャルナークも彼女に調子狂わされている。
「いいよ！ハイ、これ俺の連絡先！Aなら特別にいつでも連絡していいからね！」
『ありがとう！』
シャルナークは話が上手で他愛もない話ばかりしていたが、気づいたら夜も深まっていた。
『あ、もうこんな時間！シャルちゃん面白くて話し込んじゃった！』
「俺も楽しかった！危ないから送るよ。」
『えっと、家無いからホテルとらなきゃ！どっか空いてるかな？』
「えっホテル？この時間空いてるかなあ…
あ、ここ空いてる！けど、」
『えっと、ここは…？』
「所謂ラブホだね」
『お母さんとお父さんにここは危ないからダメって言われてて…なんかマフィアが彷徨いてるんだって！』
「じゃあ俺と一緒ならいいんじゃない？」
『たしかに！シャルちゃんが守ってくれるから大丈夫だよね！』
夕方、彼女はマフィアたちを一蹴していたではないか。
そんなツッコミが聞こえてきそうだが、都合の悪いことは聞こえないフリ
シャルナークは気づいてない彼女をいい事に夜の街へと誘うのだった。
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かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして！コメントありがとうございます！お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります！多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして！とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました！文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張って作ろうと思います！少し待っていてください！ (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして！このお話とても好きです！続きは書かれないのでしょうか？？ (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます！がんばってみます！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作者ホームページ：http://narutodreamer
作成日時：2020年9月11日 13時
