天使系悪魔くの一

てんしがにじゅうごにん ページ26

名前「この演習の答え、それは協力すること。」



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ｶｶｼ「チームワークだ。」



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ｻｸﾗ「協力しあえってこと？」
ｶｶｼ「その通り。だが今頃気づいても手遅れだ。四人で来れば、鈴を取れたかもな。ま、残念だったな。」
ｻｸﾗ(って、ちょっと待って…！)「なんで二つしかないのにチームワークなわけ？三人で必死に鈴取ったとして、一人我慢しなきゃいけないなんて、チームワークどころか仲間割れよ！」


実際のところ、あたしもそれはよく分かってない。


ｶｶｼ「当たり前だ！これはわざと仲間割れするように仕組んだ試験だ。」
ﾅﾙﾄｻｸﾗ「「！」」


ｶｶｼ「この状況下でも、自分の利害に関係なく、チームワークを優先できるものを選抜する。それが目的だった。」


成程…そこまでは読めなかった。


ｶｶｼ「それなのにお前らときたら…サクラ！お前は目の前にいるナルトじゃなく、どこにいるのかも分からないサスケのことばかり気にかけてた。
ナルト！お前は一人独走するだけ。
お前は3人を足で纏いだと決めつけ個人プレイ。
最後に名前！！お前は最も正解に近かった。だが、自分自身の悪いところを理解していたなら、もっと他にもやれることがあっだろう！」


返す言葉もない。


ｶｶｼ「任務は班で行う。確かに忍者にとって卓越した技能は必要だ。が、それ以上に重要視されるのはチームワーク！チームワークを乱す個人プレイは、仲間を危機に陥れ、殺すことになる。」


例えば＿＿＿と先生は忍具入れに手を入れて、クナイを取り出した。


身体がビクリと反応してしまう。


ｶｶｼ「サクラ！名前！ナルトを殺せ！さもないとサスケが死ぬぞ！」


そう言いカカシ先生はクナイをサスケ君の首元にあてがった。


ﾅﾙﾄ「ふぇっ！！？」
ｻｸﾗ「はっ！」
名前「ひゃっっ！」
ｶｶｼ「と、こうなる。」
ｻｸﾗ「なんだぁ、びっくりしちゃった…」
名前「怖いよぉぉ」(´；ω；｀)


マジでもうやめて先生…


うううキバぁぁぁ…(இ﹏இ`｡)キバとのチームワークがよかったなぁ…


ｶｶｼ「人質を取られた挙句、無理な二択を迫られ、殺される。任務は命懸けの仕事ばかりだ。」



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