お話15 ページ22
出水side
研究室
出「すみません！遅くなりました！」
忍「これで、全員か？」
風「はい」
俺がずっと探していた研究室にあっという間に着いた
そこにはA級がズラリと並んでいた
A級だけで対処するみたいだ
出「Aは？」
忍「………ブルートリガーに浸食され、我を忘れている。私達の言葉は通じない」
出「そんな…」
侵食なんて、あんのかよ…
Aは無事なのか？
風「迅…サイドエフェクトは？」
迅「それが、いろいろありすぎて…」
米「迅さんのサイドエフェクトが使えないって珍しいですね」
迅「………ごめん」
米「あっ、いや、そういう意味じゃないんすけど…(^ω^;)」
忍「ひとまず、今ある情報を伝える。今の渚隊員は敵だ」
全「！？」
出「敵って…まさか…」
忍「いや、トリガーを解除すればもとに戻るだろう…だが、」
菊「あの人、トリオンモンスターだから、トリオン切れは難しい…ですよね？」
忍「ああ。トリオン供給機関を破壊するしかない」
三「Aのサイドエフェクトは？」←設定参照
忍「おそらく使えるだろう。武器は弧月よりも長い剣で、加えて厄介なことに、相手に手を触れると相手のトリオンを吸収することができる」
米「うわ〜…チート…(笑)」
忍「有利な点は、今の彼女はいつもの記憶がない。完全に別の者だ。つまり、私達の戦い方を知らない。それに、今、個人戦のフィールドの中に閉じ込めている」
当「長期戦はきついってことか…」
忍「情報は以上だ。指揮は風間隊員に任せる」
全(太刀川さんじゃないんだ…)
太「……………(´･_･`)」
忍「……Aを………救ってくれ…」
全「了解！」
風「太刀川隊と冬島隊、三輪隊、嵐山隊、迅、そして俺の隊はAを助ける。他の隊は防衛任務の手助けをしてくれ」
出「…………」
風「出水」
出「…………」
米「おい！弾バカ！」
出「…ん？あー…何だ？」
米「何だじゃねーよ…」
風「出水、お前は待機だ」
出「えっ！？何でですか？」
風「Aを心配する気持ちはよくわかるが、そんなに放心状態が続くようなら、邪魔だ」
太「お前らしくないぞ？頭冷やせ」
全(太刀川さんがまともなこと言ってる…)←
出「…………」
風「…落ち着いたら来い。Aもお前に助けてもらいたいはずだ。それに、お前の力が必要だ」
出「………はい！」
戦いが始まる
次回！
下手なバトルシーンです(笑)
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作者名：みか | 作成日時：2016年7月7日 18時
