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お品書きを見ると、”恋人限定!季節のお団子”と言うメニューがあった。
「コレにするか。」
『そうだね。』
演技のかかった口調で田村と会話をして、店の人を呼んだ。
『このお団子二つ、お願いします。』
注文をすると、甘味屋の女の人は
「コレね。じゃ、恋人の証明、してちょうだい?」
コイビトノショウメイ?
「証明、とは?」
田村が聞き返した。
「そうねぇ……接吻していくお客様もいらっしゃるわね。」
え、接吻んんんッッッッッッ!!!!!?
え、嫌です此奴とは。
え、マジ?
(矢羽根 どうする)
(矢羽根 断ったら怪しまれない?)
矢羽根緊急会議が行われた。
すると、田村がスッ、と近づいてきた。
『えっ、何し』
目前の赤目。柔らかい感触。いきが出来ない。
え、何してる?
ファースト、キス?
唇が離れた瞬間、力が抜けて、くたあっと座り込んだ。ここから先は、動揺していてあまり覚えていないけど、ただ一つの真実は、顔がものっすごく紅かったことだ。
田村は平然としてたけど
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綾部伊沙(プロフ) - れいら・マリもオワゴリラさん» コメントありがとうございます! 正直忘れかけてたこの作品…笑 更新いつか受験が終わったら更新するので今後ともよろしくお願いします! (2022年12月6日 21時) (レス) id: b1825981c0 (このIDを非表示/違反報告)
れいら・マリもオワゴリラ - こんにちわ。この小説読みました。こんなに面白いお話初めてです!思わず吹き出しちゃいましたw更新楽しみにしております (2022年11月26日 23時) (レス) @page33 id: 661d7579e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綾部伊沙 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e8e9c819a37/
作成日時:2022年3月7日 16時