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秘密の話 ページ12

学園長に付いていき、庵に着いた。
入りなさい、と言い学園長は庵に消えていく。

「入…るよね。退学はいやだ。」
「また脅されてンのかよお前」
『山葵最強山葵最強山葵最強山葵最強山葵最強山葵最強山葵最強山葵最強』
「「Aがワサビに壊された!」」

食べ終わった山葵を思い出していると、無意識に発している。
だって、山葵美味しいじゃん?(えげつないほどの辛党)

「Aー!行くぞ!」
「入れ!」
『山葵ぃ……』

無理矢理入らされて、正座させられる。
今、学園は手当等で忙しいのか、庵には学園長しかいないことが確認出来る。

あ、ヘムヘムもね。

私たちが正座して、学園長の方に向き直った時、学園長は一つ咳払いをして、私たちに真剣な顔で向かい直る。

「忍術学園を救ってくれてありがとう。……単刀直入に言う。わしは見た。
……おまえたちは何者だ?妖か?あんなの人間には無理だ。」

デスヨネー。やっぱ、そうなるよね。

「忘却?」(矢羽根)
『とりま忘却で良いよね』(矢羽根)

薫と私は話して、杖を取り出すと、淳也は呟く。
「なぁ……もう、やめようぜ……、」

矢羽根越しじゃなく、普通に喋っている。
どうしたと言うのだ。

「もう、いつかは言わないといけねぇんだ。魔法も、美川心春の因縁も、いつかはけりを付けねぇといけない。
……この機会に、バラそう。」

淳也の瞳は本気だった。

___________
ハロウィンの幻【完結】【短編】

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綾部伊沙(プロフ) - れいら・マリもオワゴリラさん» コメントありがとうございます! 正直忘れかけてたこの作品…笑 更新いつか受験が終わったら更新するので今後ともよろしくお願いします! (2022年12月6日 21時) (レス) id: b1825981c0 (このIDを非表示/違反報告)
れいら・マリもオワゴリラ - こんにちわ。この小説読みました。こんなに面白いお話初めてです!思わず吹き出しちゃいましたw更新楽しみにしております (2022年11月26日 23時) (レス) @page33 id: 661d7579e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾部伊沙 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e8e9c819a37/  
作成日時:2022年3月7日 16時

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