包帯男 ページ4
「 今回は無事に着地できたね 」
中也「 手前が変なことしなかったらいつも出来るんだよ 」
「 なんのことか私には分かりません 」
中也「 手前な… 」
「 いひゃい！ 」
無事に着地すると私は中也から離れた
中也は重力使い
触れたものの重力のベクトルと強さを操ることが出来る
中也に両頬を引っ張られる
痛くて中也の腕を叩くがなかなか離してくれない
しばらくしてやっと離してくれた
ヒリヒリする……
「 ヒリヒリするよ… 」
中也「 手前が分からねぇふりをするからだろうが 」
「 すみませんでしたー 」
中也「 謝るの早いな！しかも反省してねぇだろ 」
「 してますよー……あ、ごめん。先に帰ってて 」
中也「 どうしたんだよ急に 」
「 やりたいことが出来たの。後で追いつくから 」
中也「 分かったよ。変なことするんじゃねぇよ 」
「 分かってるよ 」
歩いていく中也に手を振る
彼がいなくなるのを確認すると近くにあった木に近づく
木を見上げるとそこに猫がいた
降りれなくなったんだろう
私は直ぐに木に登る
木に登り猫のところまで行き猫の頭を撫でる
そしてその猫を抱きしめて下に降りようとするが手が滑ってそのまま落ちてしまう
やばいと思って猫を庇うように抱きしめながら落ちる
「 危ない！ 」
？？「 え？ 」
ﾄﾞﾝｯ!!!
？？「 いたた…… 」
「 ご、ごめんなさい！大丈夫でしたか？ 」
？？「大丈夫だから退いてもらってもいいかい？ 」
「 ごめんなさい！ 」
私が落ちるところにちょうど人がいた
ぶつかると思って危ないと叫んだけど遅かった
そのままその人とぶつかってしまう
挙句の果てにはその人を下敷きにしまってたみたいだ
言われてすぐに退いて謝る
？？「 君も死のうとしてたのかい？ 」
「 え…？いや、そういう訳では 」
？？「 あー。猫を助けてただけか 」
「 はい 」
？？「 ふーん 」
君も？
何を言っているんだろう
全身黒い服装で色んなところに包帯を巻いている目の前の男の人
歳は私と同じぐらいかな
口には出さないが私の中では目の前にいる人は包帯男と名付けた
・
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檸檬みず(プロフ) - 麗さん» 指摘の方をありがとうございます！ (2021年6月21日 16時) (
レス) id: 6c25546dd1 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 22ページ が乗っていなのが の いなのが は いたのが とかではないでしょうか？ (2021年5月22日 1時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 18ページ 買っても ではなく 勝っても だと思います (2021年5月21日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 16ページ 参加 ではなく 傘下 だと思います (2021年5月21日 8時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - やっと出てきた 太宰さ〜ん。 (2020年6月1日 13時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬みず | 作成日時：2019年4月27日 0時
