さようなら、鬼の皆様

炭治郎の鬼化 ページ11

冨岡「栗花落、どうした？」

彩「鬼舞辻無惨はﾀﾋんだ。炭治郎も…、おそら…く…‼︎」

私は泣いてしまった。

だって、昨日まで隣にいて、一緒に話してて…、笑い合っていた人がﾀﾋんだなんて…。

受け入れられるわけないじゃん！

？「グァア‼︎」

その時、謎のうめき声が聞こえた。

冨岡「この声は…、炭治郎⁉︎」

へっ⁉︎

すると、冨岡さんの言葉を聞いたみんながワァッと駆け寄って来た。

しのぶ「炭治郎君！心配したんですよ⁉︎」

カナヲ「炭治郎、生きててよかった…‼︎」

甘露寺「わぁん！炭治郎くーん‼︎うわぁーん！」

伊黒「炭治郎、生きていたのか。」

不死川「チッ、運のいい奴め…‼︎」

悲鳴嶼「南無阿弥陀仏…」

善逸「たぁんじろぉ〜‼︎」

伊之助「ホワホワ…」

彩「そうだよ、炭治郎！みんな、炭治郎のこと心配してたんだから！」

でも…炭治郎はただ目醒めたわけじゃなかった。

彩「炭…治郎…⁇」

炭治郎はぎろりとした目をこちらに向けて、鋭く大きな牙を出しながらにやりと笑った。

まるで…

甘露寺「鬼…みたい…」

冨岡「炭治郎が鬼にされた！太陽の下に固定して焼き●す！人を●す前に炭治郎を●せ！」

…そうだ‼︎

今は驚いている場合じゃない。

炭治郎が人を襲う前にこっちからやるんだ…。

炭治郎に、罪を作らせないために…‼︎

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