さようなら、鬼の皆様

鬼舞辻無惨 ページ5

伊之助、まだ泣いてる。

カナヲ姉さんとしのぶ姉さんはもう泣き止んで、伊之助に肩を貸しながら歩いていた。

‼︎

このオーラは！

彩「善逸！…と〜、誰だっけ？」

善逸「あーやちゃーん‼︎聞いてくれよ、俺今めっちゃ怪我してんのね⁉︎

　 なのに炭治郎も見つからないし部屋はころころ変わるし大変だったんだよ！」

彩「そ、そうなんだね。ところで隣の男の子はどなた？」

善逸「しかもね…」

カナヲ「善逸、いい加減答えないと彩がブチぎれるよ？(^言^)」

善逸「ヒィッ」

カナヲ姉さん、さすがにこれぐらいでブチギレないよ。

村田「ぁぁぁぁぁあの…、おおおおお俺は村田です！」

彩「村田くんね！よろしくお願いします！あと、そんな緊張しないでいいよ！」

村田「ははははいぃぃい！」

クスクス。

…‼︎

全員-彩「⁉︎」

氷の呼吸…弐の型…銀竹の針…

ザザザッ

壁に無数のつららが刺さり、穴が空いた。

？「また邪魔者が…！」

彩「誰のことです？教えてください、“鬼舞辻無惨”。」

全員-彩「‼︎‼︎‼︎」

彩「あなたが鬼舞辻無惨ですよね？」

鬼舞辻「そうだ。貴様、私を前に何故ヘラヘラと笑っている？」

彩「へ⁉︎私ヘラヘラと笑っていたの⁉︎」

全員-彩「(気づいてなかったのか…)」

鬼舞辻「貴様、気に入った。相手をしてやろう。」

彩「もう既に炭治郎たちの相手をしているのに今さらでしょうか？」

鬼舞辻「キッ」

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