月坂柚花のエッセイ

11／5の出来事 ページ3

今日、私はめっちゃ緊張していた。

英検準二級の二次試験があったからである……！

柚花(うわー！ もうマジで自信ない！ 試験官の人が何言ってるか聞き取れる自信、ゼロ！)

そう、英検の二次試験は面接なのであーる！

もう問題文は訳わかんないし、たまったま一次試験に受かった私が、二次試験を突破できると思うほど

馬鹿な人間はいないと思う。

試験会場は、全く知らないどっかの高校。

もう、周りを見ても知らない人ばかり。

うわーん、頼むから知り合いに会いたーい！

という思いから、私はパッと見、挙動不審な奴と化していた。

なんとか見つけた知り合いは席が離れてる上に、試験を受ける時間も全く違う！

うわーん、これじゃ意味がないじゃないか〜！

そもそも、集合時間が10：45と早い割に、控室から移動できるのが11：05からなのだ。

これ、絶対英検側は(しめしめ、待ち時間が長すぎて不安になった受験者どもは次々と焦り出し、失敗を

するだろう。これで今年も合格者はあまり出ないはず……。イーヒッヒッヒ！)などと意地の悪いことを

考えているに違いない。

なんと性格のねじ曲がった人たちであろうことか！

愚かなことに、その策略にまんまと嵌った私は、きっとヘマをしでかしただろう。

だから英検準二級に落ちても、それは私のせいじゃない……ハズ！

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