今日も今日とて愛される[2]

違い ページ9

ﾉｴﾙ「それってすごい事じゃない…！貴族でもないのに金色なんて…」


ｱｽﾀ「嗚呼、あいつはすげー！だけど負けねぇ！！」


さすがはアスタだ。昔アスタの夢を聞いた時も、なんとなくこの子はすごいなと思ったことを今でも覚えている

こんなに魔力がないのにどうして頑張れるんだろうって…


アスタには、仲間がいたからなのかな



「……さ…さん！……Aさん！」


『ん？！』


ｱｽﾀ「え、いや！ちょっとぼーっとしてましたよ！」

ﾉｴﾙ「大丈夫なの？」


後輩二人が私をのぞき込む


『ん？いや、ちょっと思い出に浸ってただけだよ！何でもないなんでもない！』



行こ行こ！と背を叩き前に行く

やっぱり先輩が前を歩かなければね！




ﾄﾝ



ん？！


レアなトラップに引っかかったー！！！




ｱｽﾀ「Aさん！」


『アスタ！こっち来ちゃダメ！変なトラップに引っかかったけどすぐに合流するからその間2人は協力してなんとか耐えて！！



ごめん！！』



気がつくと周りは違う場所になっていた

さすがにあんなトラップを踏むなんてなんて馬鹿をやらかしたんだろう…



『でも移動系のトラップならその着地地点に…』



「ｸﾞﾙﾙﾙｩｩｳ」



『…まぁ、いるよね』



犬かな、ましてや動物か？と疑うような容姿の魔物が出てきた

まあ魔宮(ダンジョン)の中にずっと居たんだから動物が生きてられるわけないか



魔で生きてるとか？

魔宮(ダンジョン)の魔は非常に濃い。それなら突然変異とかなんとかしそうだなぁ



「ｸﾞﾙﾙﾙﾗｧｱ」



それにしてもこんな所でずっと、ね。


襲いかかってきた魔物を炎の玉で貫く。急所は観察してる時にわかったから、あとはなるべく痛みがないようなところを探すだけ



『お疲れ様…』



燃える魔物を見つめる
なんだか昔を思い出しそうだ。




［まだ死にたくない］


この魔物もそう思って私に襲いかかったのだろうか



死に方を探していた私には、死にたくないというものが分からない


ただヤミに［生きろ］と言われたような気がした








＿＿＿＿＿


更新しなくてすみませんでした…！

もう風邪と言うやつに今じわじわ蝕まれてまして…、声がヘロヘロでもう会話が成立しない


お気に入り登録、お星様評価ありがとうございます(＞＜)

もう本当に付いてきてくれた皆様に感謝感激雨あられです！


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＠mmmji1218

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