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nb「まさかああまでなるなんて…思わないだろ、普通。」
dt「ふふ、最初は恥ずかしがってたけどねぇ阿部も。いい意味で遠慮しなくなった。」
こちらが恥ずかしくなるほど、堂々といちゃつく彼ら。俺の悩みはなんだったのかと問いたくなる。
結局、俺はザリガニ男の話を聞いて相談に乗ったが、役に立てたのかと聞かれても即答はできない。まあ、結果オーライだ。
mg「阿部ちゃん、いい匂いするね。香水…そういえば、柑橘系のにしたって言ってたね。俺の好きな匂い。」
ab「お前に合わせたわけじゃない。」
mg「ツンデレで可愛いよ。」
ab「まじだから！…てかここ楽屋！」
俺がそんなことを思い出している間に、二人の体勢はバックハグになってソファに座っていた。…寝かせるんじゃなかったのか。
ザリガニ男は独占欲が強い。見ていて分かってきたことだ。それは、どうやら彼も例外ではなかったらしいことにも最近ようやっと気が付いた。
ru「おはよ…って、うわぁやってる。」
dt「ラウールおはよう。」
ru「おはよう舘さん！」
最年少の到着。にも関わらず、あのカップルはいちゃつきをやめようとしない。
ru「今までの僕の努力を知って欲しいものだよ、まったく。」
「努力？あ、おはよう。」
ru「おはようしょっぴー。そう！」
その言葉を待ってました、と言わんばかりの表情で最年少は話し始めた。
ru「僕は気付いてたって言ったでしょ？だから、阿部ちゃんがいる時はなるべくめめにくっつき過ぎないようにしてたの。僕なりの配慮！もっと褒められてもいいと思わない？」
「お、おう…。」
最年少に気を遣わせる大の大人なんていいのだろうか。いや…きっとそれが許されるのが、普通に過ごしていたら作られないこの不思議な関係故なのだろう。
この業界に入って、同じ事務所を選択して、先輩後輩同期の関係から同じグループになって…。
これが偶然なのか、必然なのか、それはきっと神様にしか分からない。けれど、だからこそ言える。
俺は…俺達は、この先もこの関係をずっと守り続けていきたいんだ。
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Ju(プロフ) - 玖黎さん» SNSしておられたらフォローしたいな…と思っておりました、IDが載せられないのでやはりしておられなかったんですね（;;）キリンのように首を長くして待っていたので読者として私も安心です。主さんのペースで、頑張り過ぎないで下さい。また感想綴りにきます^^ (2021年6月9日 2時) (
レス) id: daebecd63d (このIDを非表示/違反報告)
玖黎(プロフ) - Juさん» ありがとうございます、そのお言葉がとても嬉しいです！SNSをやっていない為リアルタイムで皆様の感想を聞けない分、不安もありましたが無事完結させることが出来て私もほっとしております。この先も、応援していただけると嬉しいです！ (2021年6月8日 20時) (レス) id: 02deec9f9d (このIDを非表示/違反報告)
Ju(プロフ) - コメント失礼致します。完結おめでとうございます！mmabの中で唯一待ち続け、更新中に何度も読み返し更新されては直ぐに読む！を繰り返した作品なのでとても嬉しいです。本編終了後も未だ続くと聞いて興奮が冷めません、とっても楽しみにしています！ (2021年6月8日 18時) (レス) id: daebecd63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玖黎 | 作成日時：2021年2月7日 18時
