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66話 ページ18

一限、二限、三限…と着々と授業を終え、今はお昼

いつも通りさとみくんとお昼ご飯を食べようと屋上に向かっている途中、突然3、4人の男子に囲まれてしまった


『えっ…と
なんでしょうか?』


少し戸惑いながらも、そう問いかけると男子達はニコニコしながら変なことを言い出した


「いや〜…実は前から宮内さんのこと可愛いなって思っててさ
よかったら今日放課後遊んだりしない?」


男子の言葉を聞いた途端、私は思わず「へ?」と言いそうになった
もしかしてこれは俗に言うナンパというやつなのだろうか
ナンパなんて初めてだ
むしろ前なんて男子が私に話しかけるなんてほぼ無かった
今までに無い状況に混乱しながらも、私は丁重にお断りしなければと思い、


『ごめんなさい…』


そうキッパリと言った

これで諦めてくれる…

そう安心したのもつかの間、男子達は諦めずに私に話しかけてきた


「じゃあ明日は?!宮内さんが好きそうなお店あるんだよね〜?」


なんて諦めの悪い人達なんだろう
そもそも私が好きそうなお店って…
私、貴方たちに好きなものの話しましたっけ!

心の中ではポンポンと言い返す言葉が思いつくのに、やはり実際に声に出すことはできない

ちゃんと断らなきゃ…さとみくんが待ってるのに

私が意を決して別れを告げようとすると、私を遮って男子達はこう言った


「じゃあ連絡先交換しない?おねがいだよ〜」


がっちりと逃げ場を無くされ、慌てふためく私の心

どうしよう…こんな時どうすれば




「こんなところで何してんの?」





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更新サボって申し訳ありませんт  ̫ т
実はテスト期間に入ってしまいまして…
テスト期間の間、あんまり更新できないかもしれません…(><)

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作者名:みかんの果汁 | 作成日時:2021年1月2日 21時

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