検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:26,783 hit

束縛そのいち ページ1

──朝。

重い瞼を開けて、そう認識すると共に

私は腕の中に居る愛しくて堪らない可愛い妹を
ギュッと抱きしめる。


嗚呼、でも、あまり力を入れ過ぎると起こしてしまうから、ちゃんと手加減はしている。


それより……

私は、なんて幸せ者なのだろうか。


毎朝、拝む妹の寝顔は正に地上に降り立った天使のよう。

だからと言って誰にもあげないけど。


そう重い乍ら、そっと手を離すと、もぞもぞと身体を動かし、ゆっくりとだが、目を開ける妹。


「ん、……?姉さん、おはよぉ……」


へにゃり、と屈託のない笑顔で云うものだから崩れ落ちそうになったけど、我慢した私は偉いと思うんだ!!


却説(さて)、っと……。朝ご飯、食べよっか?」


「んー……」



まだ眠たそうだけど、朝食のいい匂いに釣られたのか私と妹のお腹の音が鳴ってしまったのは仕方が無い。

束縛そのに→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
設定タグ:文スト , ヤンデレ , 三ノ宮凜桜   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2020年1月23日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。