Danger (ページ3)

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少し楽になり喉も乾いたなと思って水を飲みに行こうと部屋を出たものの.....

｢え、何これ迷路？｣

次から次へと色んな扉があったり、もう広すぎてわけわかめって感じ。

｢ちょ、健永ー！！！｣

って叫んでも応答なし。終わった。はいー終わった。

騙されたー的な？大丈夫？これ。

｢ねぇ、玉なんか女の声聞こえなかった？｣

｢いや気の所為だろ疲れてんじゃね？あ、今日も仕事なしかお前。｣

｢ほら、いるじゃんねぇ！そこに！！｣

なんて声のする方に背を向けた瞬間

｢お....お化け！？！？｣

もう1文字で表すと｢美｣って感じの人が目の前に立っていた。

｢あ、いや、違うんです！！えーっと.....｣

｢千賀が言ってた例の子？俺っち宮田俊哉って言うんだ！宜しくっす！！｣

｢玉森裕太でーっす。よろぴこ。｣

健永が伝えてくれてたみたいでお化け扱いされなくて済んだ良かった....

いや、でも待ってね？なんか初めましての気がしないのは何故？

私の情報が正しければなんだけど

｢キスマイ....？｣

俊｢あったりー！よく分かったねAちゃん♪｣

裕｢そっ、公にはしてないんだけど皆で住んでるんだよね｣

ちょ、、、おい待てよ....怖怖怖。これ夢じゃね？

って頬つねっても痛いしそっくりさん？とも思ったけど絶対違うし何これ私にも幸せ訪れた？？

俊｢他の友達は内緒だからね？｣

裕｢あっ、今日全員揃ってるし挨拶がてら一緒にご飯食わない？そろそろ出来上がってる頃だと思うよ。｣

と玉森くんに腕を引かれて食堂へと向かった。心臓止まってないかなと何度も確認したけど動いてた。