6話〇 ページ7
「さとちゃんとなーくんのA先輩自慢はすごいんや。ベラベラベラベラよー喋る。」
『勝手になに個人情報話してるん』
どっ！
周りから笑いが溢れる。
えなにこの声。
「A先輩関西弁移っとるや。標準語に戻したら大丈夫やねん」
『関西弁可愛いから使います(真顔)』
「そこ関西弁使わないんかい」
ジェルくんのツッコミに、ふふっと笑ってしまう。
さすが。的確なツッコミやわぁ。
「こんなところじゃなんやし、教室行こか。みんなも早よ教室帰れよー」
はーい、と所々から声がした。
あれ、うちの学校の人ってこんな素直だったっけ。
ま、とりあえず私らも帰るか。
『なーくんさとちゃんいこいこー』
「なんで僕の名前呼んでくれないの、えなんでなんで」
『はい、ころちゃんはほっときましょー』
なーくんとさとちゃんの方を見ると、……ん。
『なに怒ってんすか』
明らかに不機嫌そうな2人。
ずっと昔から、ゲームで負けた時に見た顔。変わっとらんな。
少しの間が開いた後、口を開いたのは、
「えそこ付き合ってんの」
さとちゃん。
『初対面ですが』
「えなんでもうタメ口なの。後輩なのにおかしいじゃん」
いやさとちゃん。あなた今日おかしいわよ？
「いいやろ。A先輩とはもう仲良しこよしなんやから」
私たちの様子を見かねたジェルくんが私に近づいて、そう言う。
いやそれ火に油じゃね…
『そ、そうやから』
彼に合わせて関西弁を使うと、今度はなーくんが反応する。
「えそこ付き合ってんの」
『…なにと？』
「関西弁と」
『……なに言ってんの』
人と概念。
そんなことある？
今日2人どうした？
いつも暴走してるけど、今日は何時も以上に暴走しちゃって、もうバイク吹っ飛んでるよ(？)
「いこか」
ジェルくんの声に私はうなずいた。
彼はまず職員室に行かないといけないから、案内してあげる。
「そんでー、ほんまおもろくって。え？！みたいなw」
『えー、なにそれー！』
ジェルくんはトーク力も高くて、面白い話を沢山聞かせてくれた。
しかも、イケメンなこともあって、周りから注目される。
いやん、そんなに見ないで、照れちゃう(真顔)
でも、幼馴染2人のことが気になって、あまり話に集中できなかった。
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たり - 藍@藍友同盟さん» ね！！お兄さん組って感じですよね！頼りになる2人…！！！ (2020年3月10日 16時) (
レス) id: aee8e01e8f (このIDを非表示/違反報告)
藍@藍友同盟(プロフ) - たりさん» わぁぁい！！ありがとうございます！さとなないいですよね！しっかり者同士みたいで！(笑） (2020年3月9日 13時) (レス) id: 26370e4a14 (このIDを非表示/違反報告)
たり - わあああああああああああああああ！！！私さとなな大好きだから本当に嬉しいです。応援してます！ (2020年3月7日 13時) (レス) id: aee8e01e8f (このIDを非表示/違反報告)
藍@藍友同盟(プロフ) - 結輝@藍友同盟さん» ありがとう(´；ω；｀) (2020年1月14日 19時) (レス) id: 93603941fd (このIDを非表示/違反報告)
結輝@藍友同盟(プロフ) - 好きぃぃぃぃ！ままもりさんとままみ（？）さんですねわかります (2020年1月14日 19時) (レス) id: 642c8fc8b6 (このIDを非表示/違反報告)
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