171 ページ5
Aside
私はゴーゴリという道化師から話を聞き自分の置かれている状況を把握した。
「ではアジトに向かいましょうか。」
ゴーゴリは私の手を取り闇深くに連れ込む。
全てを信用したわけではないが、
今は彼の言う通りにした方が得策だと考え抵抗しなかった。
*°
「此処が君の部屋だよ。服はドス君が選んだ服がクローゼットの中にあるよ！」
連れてこられたのは身に覚えのある家具が置かれた部屋だった。
「…此処は…何処かに似ている。」
ポツリと呟くと彼はニヤリと笑い
「ドス君が言っていたよ。
此処は君が昔居た部屋に似せているとね！」
「先程から気になっていたのだけど、ドス君とは誰の事？」
「ではクイズ、ドス君…
ドストエフスキーだよ！君の友人みたいな存在だよ！本当に忘れているようだね何もかも！」
またクイズを出そうとしたのでニコッと笑い銃を見せると答えてくれるゴーゴリ。ﾊﾊﾊｰﾊﾊと笑う彼を無視しベッドに腰をかける。
落ち着く…
そっと首に触れると違和感がある。
私の首にあるのは十字架のネックレス。
あれ…私のネックレスって…十字架だったっけ？
違和感を振り払い、部屋を出ていこうとするゴーゴリに尋ねる。
「ねえ、私の名前って？」
ゴーゴリは不気味に笑い
「そのクイズはドス君が答えてくれるよ！」
そう云い出ていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
九条 - めっちゃ面白いです (2018年3月5日 10時) (
レス) id: f9e1d9bc7c (このIDを非表示/違反報告)
�麌� 琴音��(プロフ) - 狐さん» すみません。 (2018年1月24日 13時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 最近は更新が遅いようですが。 (2018年1月23日 23時) (レス) id: 8937b56529 (このIDを非表示/違反報告)
�麌� 琴音��(プロフ) - らんらさん» うんw「はい入院ね」と言われたw (2018年1月5日 23時) (レス) id: 177fd1c1c3 (このIDを非表示/違反報告)
らんら - 一日入院ってwまた数値ヤバかったのw (2018年1月5日 22時) (レス) id: e91c587f64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：�麌� 琴音�� | 作成日時：2017年12月22日 20時
